最寄りの駅は、JR東海道本線「辻堂」駅。
前日までのすっきりしない天気が嘘のような晴天!絶好の取材日和となりました。
駅西口から歩いて10分ほど。ご夫婦で経営されている「フレイズ薬局」へ伺いました。
外来調剤のほか在宅業務に注力している店舗です。2階は「休憩室」となっています♪
旦那さまが管理薬剤師、奥さまが正社員の薬剤師として働いていらっしゃいます。パート社員の方も2名ほど在籍あり。
【薬局名の由来について】
『フレイズ』とは造語。(raise a family=家庭を築く)“皆さまにとって家庭のようなあたたかな薬局でありたい”との想いから。
入り口には階段のほか、スロープもあり!どんな患者さまにも やさしい造り になっています。
ベビーカーを利用する小さなお子さまがいらっしゃるお母さんにもウレシイですね!
入り口の奥には「受付」があり、左側のディスプレイラックには市販薬や介護用品などが並べられています。
患者さまのご希望で在庫がない商品もお取り寄せしてくださるそう!
そして「受付」の下に並んでいるものは・・・?
旦那さま発案の “お薬手帳カバー” が!
さまざまな種類のものがあり、自分だけの「お薬手帳」を作ることができます。
右手側には、患者さまがお薬を受け取るカウンターあり。
プライバシーを守る仕切りには、さりげなく薬局のロゴが・・・素敵です!
壁や受付カウンターは白で統一され、患者さま用の椅子は淡いベージュとオレンジを基調としたやさしい色合いとなっています。
奥に見える、かわいらしい動物のイラストのあるところは「キッズスペース」♪
お子さま連れの患者さまが多いため、奥さまが作られたそうです。
“絵本” や “おもちゃ”、DVDの見られる“TV” もあり♪
近づいてみると・・・。
しっかりとお子さまの身長も測ることができるようになっていました!
調剤室には「散薬調剤ロボット」が完備!存在感があります・・・
調剤している様子を見せてくださいました。(上記写真:左)
小児科の処方箋が多いため、お子さまの調剤の時間を少しでも短縮し、早くお薬をお渡しできるよう導入。
「お薬の説明や患者さまからのお話にも時間をかけることができます」とおっしゃっていました。
そのほか、水剤の注出が正確に行われているかチェックする高精度の重量センサーを搭載した「水剤定量分注機」(上記写真:右)や、2階には無菌調剤にも対応できる「クリーンベンチ」も完備!
こちらの店舗では、痛みをコントロールするための麻薬の取り扱いや、抗がん剤等の無菌調剤などにも対応されております。
“ターミナルケア(終末期医療)に関心があり、緩和ケアに注力したい” との想いから、独立を決心されたそうです。今では患者さまのためにしたかったことができる環境に。
ちなみに、この場所(茅ケ崎)を選んだのは地元だったからだそう。
奥さまに「独立することをどう思われましたか?すぐに賛成されたのですか?」と聞いたところ、
「やはり不安は大きかったです。年齢も若かったし・・・。でも、在宅業務には興味がありました。
結果、良かったと思います。若かったからこそ、なりふり構わず懸命にできた」と。
子育てしながらの薬局経営ができているのは、職場の方や旦那さまの両親の協力があるからとも仰っていました。
日々奮闘している旦那さまから、薬剤師を目指している方へアドバイスを頂きました。
『志を曲げずに、自分の目標を見失わなければ』
まさに、自分のやりたいことをカタチにしている調剤薬局でした。
駅から歩いて5分ほどの場所にある「さくら広場」
広場の名前の通り、もちろん “桜” を期待して行ってみたのですが・・・ひと足、早かったようです。残念!
でも、一本だけ咲いていました!
桜のピンクと空の青のコントラストがとてもきれいでした。
最後に、お子さまからの『かんしゃじょう』をご紹介!(薬局HP内、奥さまのブログより発見!)
お薬のイラストがとってもカワイイですね♪
(取材者:D・O、T・W)
~・~ 本日の訪問薬局データ ~・~
店舗 : フレイズ薬局
住所 : 神奈川県茅ケ崎市本宿町3番4号
最寄 : JR東海道本線「辻堂」駅 徒歩10分ほど