最寄は「保土ヶ谷」駅。
駅の改札を出ると、歌川広重の東海道五拾三次『保土ケ谷 新町橋』の絵が飾られています。
【豆知識】
歌川広重(うたがわ ひろしげ)
江戸後期の浮世絵師。全55枚の風景画である「東海道五拾三次」があまりにも有名。
東海道の53の宿場をテーマに、出発地点である「日本橋」と到着地点の「三條大橋」を加えた作品
駅から歩いて10分ほどの場所にある「グリーンピュア薬局」。
主に近くにある総合病院とクリニックからの処方箋を受けている店舗です。
1年ほど前に「調剤室」を拡張!広くなりました♪
こちらが広くなった「調剤室」!整然と並んだ薬剤が圧巻ですね。
薬剤は約1400品目!
「クリーンベンチ」も完備!
『現在は対応する処方箋がないため稼働していませんが、いつでもできる体制です!』と社長。
こちらの店舗は “在宅業務” にも注力!
個人宅の月20件ほどと、「グループホーム」(20名程度)に対応しています。
在宅業務では、何気ない会話も大切にしているそうです。
『でも、どこまで踏み込んでよいのか・・・そこも難しいところ』だと教えてくださいました。
調剤室を出て「待合室」へ・・・
受付台と並んで小さな “小窓” を発見!
こちらも薬の受け渡しや相談窓口として使っているそうです。
【3つの心がけ】
社長が考え、在籍していらっしゃる薬剤師さんが書いてくれたもの。
待合室の〝患者さまが目にする場所〟と〝2Fのミーティングルーム〟に飾ってあります。
心がけを患者さまにも目にしてもらう、という薬局の決意の本気度が素敵です!
手書きがなんともいい感じですね♪
今回お話を伺った社長は、薬剤師としての忙しい合間を縫って、
医師やケアマネージャの方とのミーティングにも積極的に参加されています。
“一人の患者さまに対して印象がそれぞれ違う場合がある。
違う意見を調整していく力も、薬剤師として必要なのでは” と考えているそう。
『在宅は連携が大切』
身をもって実践されていらっしゃる社長。
さまざまな立場からの意見をしっかり理解し、活躍されている姿はとても頼もしく感じました!
休憩室には『フランス製のベッド』が!
従業員の方が体調を崩してしまった時や、ちょっと楽にしたい時に・・・
テーブルにはみなさんが持ち寄ったお菓子も発見♪
『東隧道(あずまずいどう)』
「保土ヶ谷」駅~店舗の途中にある坑門(トンネル入口)のデザインが美しいトンネル。
1930年に震災復興事業の一環として、基幹水道を通すために掘られたものです。
「横浜市認定歴史的建造物」と「土木学会選奨土木遺産」に選定!
久々にトンネルの中を歩きました!
車の走行音が大きく響き、少しドキドキです。
横浜は思わぬところに歴史的建造物があり、驚かされます。
(取材者:D・O、T・W)
~・~ 本日の訪問薬局データ ~・~
店舗 : グリーンピュア薬局
住所 : 神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町222
最寄 : JR横須賀線 保土ケ谷駅 徒歩10分ほど