今回取材で訪れたのは、東京都杉並区にある「上萩薬局」
今年の10月2日にオープンしたばかり。
実は以前、同じ会社さまが運営されている店舗を取材したことがありますが、
上荻薬局は前情報もほとんどない状態でしたので、期待感でドキドキです!
(別店舗のブログはコチラ)
それでは取材に出発!
西荻窪駅北口を出て、「にしおぎ北銀座街」の通りをまっすぐ歩くこと約10分。
この通り沿いには、カフェや雑貨屋、小さなギャラリーなどが並んでいます♪
「上荻薬局」は青梅街道に面し、サイクルショップと青果店の間にあります。
緑の看板が目印。オープン前に塗りなおしたそうです!
落ち着いた緑は木や森などの自然の色合いで、穏やかで安定した印象を受けます。
中に入ると・・・
時期がハロウィンでしたので、店舗内のいたるところにカボチャのPOPが♪
広々とした待合室に、ピンク色の壁紙と床の木目調が相まって可愛らしい雰囲気。
《患者さまのニーズにあわせた薬局づくり》
店舗の立ち上げには、他店舗で行ったアンケート400枚の意見も取り入れているようです。
アンケートで要望が多かったのは「早くお薬を出すよりも、説明を丁寧にしてほしい!」
そこで、お薬を待つ間もゆったりと寛げられるような空間づくりを重視しているとのこと。
こだわりポイント1 カラフルなライト!
薬局ではなかなか見かけないタイプのライトですよね?
ライトを吊り下げるコードの長さもそれぞれ異なり、おしゃれです!
ライトの真下にある受付の衝立も、床と同じ木目調。
よく見かける白い色合いは冷たい印象を受けがちですが、
こうして自然の色を取り入れると、親しみや優しい印象を受けますね!
こだわりポイント2 特殊な窓!
一見、普通の窓に見えますが、よーく見てください!
少し波打っているのが分かりますか?
窓に特殊加工をしていて、外から店内に人がいる様子が見えるのですが、
内にいる方の顔は誰だか分からないようになっています。
患者さまのプライバシーを配慮した作りになっています。
こだわりポイント3 おしゃれなイス
店内の木目調に合わせて、落ち着いた色合いのイスを選んでいます。
座り心地が良いのでお薬を貰っても思わず長居してしまいそう・・・
【どんな方でも利用しやすく!】
店舗の入り口には段差を無くして手すりを取り付けています。
また、店内のトイレのまえにもスロープを施し、
手すりもしっかり付けてあります!
足の不自由な方や、車いすの方にも利用しやすいバリアフリー。
《医療人としてのふるまい》
店内に患者さまが訪れると、従業員の方全員の明るいあいさつが♪
オープン後で慣れない患者さまに、ゆっくりと分かりやすい言葉で説明されていました。
取材時に、「医療人としてのふるまいを大切にしている」と社長が熱く語っていたように、
従業員の方も一人ひとりが患者さまの立場を考えた行動をされています。
店内は寛げるような工夫をされていますが、こうした従業員の方のふるまいもあってこそ
居心地の良い薬局に繋がっているんですね!
…今後について伺うと、門前の医院からの処方だけでなく、
近隣の医療機関や広いエリアも対応していきたいとのこと。
西荻窪のどこかレトロで落ち着いた雰囲気に、薬局が自然に溶け込んでいるように伺え、
街全体に受け入れられているように感じました。
今後の上荻薬局の歩みを見守っていきたいですね!
【取材を終えて・・・】
社長への取材後、薬局長の方にもお話を伺うことができました。
笑顔で快く応じて下さり、オープン前のちょっとした小話を教えて頂きました。
オープン前に通りがかった方から「レストランでも始めるの?」と言われたようです。
薬局らしさがない、ちょっとおしゃれな雰囲気がそう思わせるのかもしれませんね!
店舗の環境もそこで働く方もまるごと含めて「温もり」が感じられる薬局でした!
取材後、駅に向かう途中で気になるお店発見!
「Amy’s Bakeshop」エイミーズ ベイクショップさんです。
NYスタイルの焼き菓子専門店。イートインOK!
店員さんおすすめのマフィン(レモン&カスタード)とカフェオレでホッと一息。
マフィンは甘すぎずおいしかったです!
(取材者:K・T、N・T、K・R)
~・~ 本日の訪問薬局データ ~・~
店舗 : 上荻薬局
住所 : 東京都杉並区上荻4-30-2
最寄 : JR中央線「西荻窪駅」徒歩12分