中国自動車道「加西インター」より車で約5分
市立病院の目の前にある『クオール薬局加西店』を訪れました。
薬局内は大きな窓に囲まれていて、明るくとても開放的なのが印象的です。
薬局内の照明は、全てLEDを使用されています。
大きな窓から入ってくる自然の光を感知して、自動で光を調整してくれる優れものです☆
◆災害対策に力を入れています◆
こちらの薬局で特にご紹介したいのが、《災害対策拠点となれるような薬局づくり》をされているところです!
薬局の外にはなんと、『自家発電機』と『ろ過機能付き雨水タンク』が!!
薬局でここまでしっかりとした装置を設置しているのは、珍しいですね。
他にも『災害時用備蓄医薬品』や、床下にはたくさんの『災害時用備蓄食料』を
災害が起きてライフラインが復旧するまでの4~5日間分、準備されていました。
なぜこのように災害対策に力を入れられたかというと、きっかけは【東日本大震災】
地域社会の中で医療提供施設として、より積極的に責任を果たしていく必要があるという強い思いから、
「どんな災害にも対応できるような、拠点となる調剤薬局を開設したい!」
と病院側にもその必要性を提案し、開局されたそうです。
◆安心できるよう工夫がたくさん◆
災害対策の他にも、患者さまに安心していただけるよう配慮された薬局づくりをされています。
ご相談口・お渡し口には、プライバシーを守るために様々な工夫が!
消音装置・吸音板・窓口自体を斜めにして、声を漏れにくくしています。
感染症専用の待合室では、周りの方を気にすること無く、お薬を受け取ることができます。
調剤されている様子を、モニターで確認できるのも安心ですね♪
◆患者さまをしっかりとサポート◆
患者さまが気軽に相談できるようにと待合室には、薬剤師の写真と共に担当科目などの紹介をされていました。
外来がん患者さまに対しては、認定薬剤師がサポートシールを用いてケアをされています。
サポートシールには治療の経過・体調の変化などを記載することにより、薬局と病院間で情報共有が出来ています。
病院薬剤部との薬薬連携により、患者さまからは「安心できる。」と喜ばれているそうです。
国指定文化財の玉丘古墳群がある「玉丘史跡公園」へ行きました!
園内では「ヤギの草次郎」が出迎えてくれ、四季を通じて美しい草花も鑑賞でき癒されます☆
その後、加西で本場香川の讃岐うどんが味わえるということで、「がいな製麺所」へ
左のキャラクターは、店主が香川で弟子入りした師匠をモデルにされているそうです。
笑顔が素敵な店主が作る手打ちうどんの味は絶品で、大満足でした♪
兵庫県加西市和泉町25-2
(取材者:M・K、N・S、N・A)
~・~ 本日の訪問薬局データ ~・~
店舗 : クオール薬局 加西店
住所 : 兵庫県加西市北条町横尾1-13-5
最寄 : 北条鉄道北条線「北条町」駅から徒歩約15分/中国自動車道「加西インター」から約5分