

今回は群馬県高崎市にある…「ぽっぽ薬局」に伺いました♪
昔薬局近隣一帯が国鉄時代の操車場だったことから、
外観が〈電車〉モチーフの薬局となっています。
近隣の方からは「電車の薬局」と呼ばれることもあるそうです。
局内に入っていちばん最初に目に入ってくるのは、かわいらしいプレイルーム♥
つり革もついていて、内装にもこだわりを感じます。
こちらの薬局は小児科と施設在宅(患者は約100名)を中心に対応しています。
この季節はインフルエンザなどの感染症も流行するため消毒やマスクの装着を徹底し、
患者さんを不安にさせないように感染症の情報を収集し、情報を提供しています。
ここで気になってくるのは、
受け持っていらっしゃる患者様の年齢幅がかなり幅広いこと!
年齢層別にどのようことに気を付けながら患者様対応をされているのでしょうか。
「在宅の御高齢の患者さんを含め、患者さんの多くは直接意思の疎通が難しいです。
小児の患者さんの親御さんや家族の方を通してのやりとりとなることが多く、
よってコミュニケーションを取ることを大事にしています」とのこと!
また調剤室には様々な設備を導入し、スムーズに業務を行なえる環境が整っていました♪
円盤・Vマス型自動分包機…。
小児科で出されるお薬といえば、シロップ!水剤定量分注器を導入されていました。
機械には7種類のお薬がセットされており、
お薬が処方されている日数・量により機械が容器の指定してくれます♪
間違えた容器をセットすると、間違いを指摘してくれる優れものです。
取材中に、ちょうどお薬を一包化されている場面に遭遇。
これだけの設備を整えていても、在宅はお薬の量が多く忙しくなりますとのことでした。
「機械でできるところは設備を導入して、業務を効率化しています
近々新しい分包機を導入します!」
とおっしゃっており、機械化が進んでいました。
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そのほか、お客様をお待たせしない取り組みとして、
電子お薬手帳や処方箋をスマートフォンで送れるサービスも活用されていました。
処方箋の受付・出来上がりのタイミングをメールでお知らせしており、
受取時間も設定できるため、お子様のいる方には本当に便利なシステムでした。
「町に飛び出そう」という薬局のテーマのもと、
オレンジカフェ(認知症カフェ)や健康サロン、地域のお祭りにも参加!
外部講師を招いての講演や健康相談を行い、地域の方が処方箋がなくても気軽に通える薬局を目指しています♪
最後に、店舗の前にいる犬の置物です!
とても人気者のようで、
ツーショットで写真を撮る患者様もいらっしゃるそうです!
(取材者:H・N、Y・N)
~・~ 本日の訪問薬局データ ~・~
店舗:ぽっぽ薬局
住所:群馬県高崎市下之城町960-1
最寄:JR高崎線「高崎駅」より車で10分