コーディネーターの転職レクチャー4-1 面接当日シミュレーション

当日をシミュレーションして事前対策を
自信を持って面接に臨むために、事前対策をしっかりしておきましょう。面接日という1日をプロジェクトと考えてシミュレーションし、それぞれのフェーズで気をつけるべき点をおさらいしておきましょう。
Phase1当日は余裕を持って起床
面接当日は余裕を持って起床しましょう。またインターネットやテレビのニュースで、電車の遅延やバスの運休など公共交通機関の乱れが発生していないかを確認しておきましょう。最寄り駅から面接会場までの道がわかりづらく迷ったりする可能性もありますので、徒歩経路もあわせて確認しておきましょう。
面接会場へは、開始時間に十分間に合うように、予定時間の15分ほど前に会場に到着することを計算し家を出ると安心です。
Phase215分前には会場に到着
予定時間の15分前に面接会場に到着するようにすると、落ち着いて臨むことができます。面接会場へは、気持ちに余裕を持てるよう開始時間に十分間に合うことを計算し向かいましょう。
時間厳守が基本ですが、やむを得ず遅刻しそうな場合は、必ず電話で連絡を入れ、到着予定時刻を伝えます。
Phase3面接時間の5分前に受付へ
面接時間の5分前になったら受付に行きましょう。
コートなどのアウター着用時は、建物の入り口で脱いで腕にかけ、当日雨が降っていた場合は傘のしずくをしっかり落とし、ジャケットにしずくなどが付いていればハンカチ等で抑えます。身だしなみを最終チェックしてから受付へ向かいましょう。スマートフォンや携帯電話は、かならず受付前に電源を切っておいてください。
受付では、「自分の名前」「面接で来社したこと」「担当者の名前」を伝えてください。また大きな会社では、同じ名前の担当者がいる可能性があります。総合受付で部署の名前も伝えられるよう、事前に確認しておきましょう。
受付が設置されておらず、エントランスに電話やインターホンが備え付けられている場合もありますが、伝えることは同じです。
「担当者が参りますので、しばらくそちらでお待ちください」などと指示を受けたらお礼を伝え、案内されるのを待ちましょう。
Phase4面接室で待機
面接室に通されたら座って待機です。面接室では、入り口から見て下座に座るのが基本になります。ビジネスシーンでは、立場が上の人ほど部屋の奥に座るのがマナーです。

一番偉い人が①(上座)に、一番立場が下の人は④(下座)に座ります。
座席を指定されず、部屋の入り口で「座ってお待ち下さい」と言われた時は、④の一番扉に近い位置に座り採用担当者を待ちましょう。
また、会社によっては面接に来た方をお客さまと捉えた案内をすることがあります。その場合は、①か②を指定されますので、指示通りに着席し待ちましょう。
かばんはテーブルの上には置かず、着席した椅子の横に立てておき、採用担当者が来たら、速やかに立ち上がって氏名を名乗れるようにしておきましょう。空いている座席に置く、床に横倒しで置く、膝の上に置くなどはNGです。
待機中にスマートフォンを操作したり音楽を聴いたりすることはマナー違反です。静かに心を落ち着けて待ちましょう。
Phase5挨拶
採用担当者が入室してきたら、座席の前、もしくは左側に起立します。
「◯◯と申します。本日はお忙しいなかお時間をいただきまして、有難うございます。よろしくお願いいたします」と挨拶をし、角度35度位を目安に心がけながらお辞儀をします。
控え室と面接室が別になっていた場合には、面接室に入る前にノックをゆっくりと3回し、中から「お入りください」など返答があってから扉を開け、扉のほうを向いてドアを閉め入室しましょう。
採用担当者から「どうぞおかけください」と勧められてから、「失礼します」と伝え、着席します。
着席後、履歴書や職務経歴書など採用担当者に提出する書類がある際は、「よろしくお願いいたします」と一声添えて手渡しましょう。その際、書類を封筒に入れて持参した場合は封筒ごと渡さず、自分で封筒から出して書類のみを渡すのが基本的なマナーです。
座席へは深く腰掛け過ぎず、背もたれと背中の間に少し隙間ができるくらいのイメージで背筋を伸ばし座りましょう。男性は手を軽く握って太ももへ置き、女性は膝の上で両手を重ねると、きちんとした印象になります。
Phase6面接
面接中は採用担当者の目や顔をしっかりと見て話します。採用担当者から質問された際は目を見て相槌を打ちながら、よく考えて答えましょう。
目を見て話すのが苦手な方は「トライアングルゾーン」と呼ばれる、人間の顔の両目と口を結ぶ位置を見ると話しやすくなります。また採用担当者が複数名同席している場合、均等に目配りをしながら話しましょう。
面接内容は主に以下の5つで構成されますので、事前に準備しておきましょう。
履歴書をみながら、本人確認することを目的とし、名前・現住所・経歴・スキルなどを簡潔に確認し合います。あなたの住んでいる地域の話や会社までの所要時間など、アイスブレイク的話題から行われるのが一般的です。
職務経歴書をみながら、経歴の詳細、転職理由や志望動機を質問されます。
職務経歴書をみながら、経歴をもとに、自分の強みや新たなフィールドで勤務した際のキャリアプランを説明します。
勤務条件や待遇を確認し合います。希望給与額を質問された場合、強い希望がない場合「御社の規定に従います」という回答が無難ですが、ご自身の転職理由と志望動機がキャリアアップ等であった場合などは、自分がもたらす貢献度などを総合して金額の目安を示せるように工夫します。
最後に「○○さんから何か質問はありますか?」という面接者からの逆質問はほとんどの面接で聞かれます。質問事項は2〜3つ事前に用意しておきましょう。
Phase7退出
採用担当者から「本日は有難うございました」と声をかけられたら面接終了です。
着席のまま「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき有難うございました」とまずお礼を言い、採用担当者の目を見て一礼したのち起立します。座席はさりげなく元の位置へ戻し、「有難うございました」とふたたび伝え一礼し、ドアへ向かいます。
退室の際は、ドアの前で「失礼いたします」と一礼してから部屋の外へ出て、ドアノブに手を添えて静かに閉めるようにしましょう。
退室時のマナーはかならず注目されています。折角の良い印象を損なわないように最後まで気を配りましょう。