企業訪問レポート株式会社和光
社員を信頼しているから現場に任せる、オープンで何でも相談しあえる会社
株式会社和光
昭和63年に会社設立。東京・千葉に調剤専門薬局を展開しています。
社名の由来は、「和（わ）を持って働ける環境を提供し、その雰囲気によって、訪れる方が和（なご）む事が出来、その方に希望の光（ひかり）を与えられるような薬局を作りたい」という意味が込められているそうです。
医療機関・メーカーとのパイプを強みに、日々患者様第一で業務をおこなっていらっしゃいます。
| 本社所在地 | 東京都墨田区亀沢4-9-4 ﾗｲｵﾝｽﾞｼﾃｨ錦糸町北斎通り212号 |
|---|---|
| 業種 | 調剤薬局 |
| 事業所運営エリア | 千葉県、東京都 |
人事インタビュー
平成16年に社長に就任され、着実に店舗を増やされてきました。各店舗回りが日課だそうです。
完全現場主義！現場に責任を持たせ、個々の判断を優先させています
トップダウンはあまりしません。現場に責任を持たせて考えさせています。
「患者様にとって何が一番良いのか…」接している薬剤師が考えることがベスト！その時々の判断を優先させ、薬の仕入れにいたるまで現場に任せています。
社員もその期待に応える働きを見せてくれています。
社員が円滑に仕事を進めるために私が大切にしていることは、ドクターとの親交。
社長に就任してから、そこを大切にお付き合いを続けてきました。その甲斐あってか、今までドクターからのご紹介で店舗を増やしてくることができました。
現場の空気感が何より大事
私の日課は店舗回りです。1日1～2店舗は必ず顔を出すようにしています。
目的は、店舗の空気を感じることと、社員とコミュニケーションを図ること。現場の「空気感」が非常に大事なんですよ！
常に風通しの良い環境にしておかなければ、何も感じ取れないし、何も考えられない。私はそう思っています。
私が顔を出すことによって、何でも相談してもらいたいですし、すぐに問題を解決したいですね。
社員との壁を作らないよう、常に心をオープンにしています。
現場インタビュー
5年の病院経験を経て、結婚・妊娠・出産の為退職。10年のブランクで株式会社和光に入職。勤務薬剤師として5年程働き、その後薬局長へ。
私が感じる「株式会社和光」はこんな会社
会社全体がオープンで風通しが良いです。社長との距離も近いですし、とても社員想い。
だから社員から気軽に社長に声をかけることが出来ますし、相談できる雰囲気があります。
コミュニケーションを図ることを大切に、「報告」「連絡」「相談」は欠かしません。
それともう1つ！薬剤師としての心構えや調剤の基礎をしっかりと学ぶことができます。
現場での実践指導はもちろん、勉強や研修にストップをかけることは決してありません。
ドクターやメーカーの勉強会にも呼んでいただいているので常に新しいことを学ぶことができます。
また、新薬はその日の内に納入できます！なかなか取り扱わないような薬も取り寄せています。
先生方や患者様の要望に応えられるよう、できるだけのことをやる！それが和光です。
「上を目指す薬剤師にとって経験してみたい薬局」それが和光薬局 西大島店でした
株式会社和光に入職を決めた理由は、この西大島店が江東区では名が知られていました。応需先の先生方が有名で患者様から非常に人気があったんです。
当時、薬局を持っているオーナーや管理薬剤師として勤務している人であれば「経験してみたい薬局の1つ」だったからです。
ブランクがあり不安でしたが、薬剤師としてもう一度奮起するのであれば、しっかり一から勉強できる会社で上を目指したかったんです。
森田社長が親しみやすく、その人柄に惹かれたことも理由の1つ。
幸せな環境で働かせていただいていると思っています。今、仕事がすごく楽しいです！
FAQ
- 常に心がけていることは？
- 患者様の情報を共有することです。
いつ私がいなくなっても業務が停まらないような体制にしています。他には、細かい気配りや先生との情報交換を大切にしています。 - 大変だなと感じることはありますか？
- 毎年実習生の受入れをしているので、その期間はすごく大変ですね。
でも、どのような状況下であっても「ピンチはチャンス」だと思って受け入れています！
大変なだけではなく、初心を思い出させてくれるのでとても新鮮な気持ちになり、プラスになることのほうが多いです！ 大学からも高い評価をいただており、協力してくださっているのでありがたいです。
前職はMRをされていました。資格を活かせる仕事に就きたかったこととご結婚を期に、2014年9月 株式会社和光に入職されました。
面接時に店舗見学をして入社を決めました
私が転職活動をする上で重視したのは、「教育体制」でした。
調剤未経験でしたので、一からしっかりと教えていただける会社を希望していたところ、クラシスさんから和光をご紹介いただいたんです。面接当日は、まず薬局長の菊池さんから店舗を案内していただきました。
30分程だったでしょうか。とても丁寧に説明していただき、仕事に対しての熱い想いを感じました。
その後の森田社長との面接は、堅苦しくなく緊張せずに臨むことができ、こちらからの質問にも快くお応えいただけました。
そんな和光の雰囲気を肌で感じ、未経験の私でも頑張れそうだと思い入社することに決めました。
FAQ
- 職場の雰囲気を教えて下さい
- オープンな方が多く、みなさん優しいです！
右も左もわからない私にしっかりと指導してくださいます。
この職場に入社してから思うことは、みなさんコミュニケーション能力が非常に高いということです！いつでも情報共有を欠かさないので連携が取れていますし、誰が対応したかは関係なく全員が患者様を把握しています。 - どんな時にやりがいを感じますか？
- 服薬指導で私が説明した内容に、患者様が理解を示し納得いただけた時です。
聞かれたことに対して何でも答えられ、患者様との距離を縮められる薬剤師を目指したいと思っています。
クラシスからの視点
「薬のスペシャリストを目指せる職場」
取材当日、西大島店を訪れると待合室にはスーツを着た男性が4名…。患者様でないことはすぐにわかりました。
菊池様にお話しを伺うと、門前医院の午前診療が押したことにより、菊池様（薬局長）との面談待ちをしていらっしゃる製薬メーカーの方々とのことでした。初めて見る風景に驚いていると、「毎日こんな感じですよ～（笑）」との返答。
新薬がその日の内に入るのも納得！社内だけではなく社外のメーカーやドクターとの関係作りが目に見えてわかりました。
完全現場主義だから薬剤師としての役割を存分に果たせ、そして個人の能力を最大限活かせる！そんな職場だと感じました。
取材日：2014年11月