企業訪問レポート株式会社タカラメディカ
通院の締めくくりは薬局である
株式会社タカラメディカ
東京都江東区を中心に神奈川県にも店舗をもつ株式会社タカラメディカ。
社長との距離も近く、幅広い年代が活躍中で地域に溶け込んだ形態が特徴的な会社の魅力とは?
本社所在地 | 東京都江東区東陽4-10-3-201 |
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業種 | 調剤薬局 |
事業所運営エリア | 埼玉県、東京都、神奈川県 |
社長インタビュー
社会人として成長してください
弊社は江東区を中心に品川や横浜など、1時間圏内で移動できる距離に店舗展開をしています。店舗間の距離もそうですが、社員と社長の距離も、規模が大きくない分近いと思っていただいていいと思います。
私から見て、スタッフは穏やかで謙虚な人が多いと思っています。職場の雰囲気も良いと自負しています。
また、薬剤師としてのみではなく、社会人として立派に仕事ができるスタッフが長く勤めています。
今活躍しているスタッフの中には調剤未経験者だった人も多く、製薬メーカー出身だったり、別業種の企業で働いていたり、ダブルワークでアルバイトをしている人もいます。
色々なスタイルの人やパーソナリティが同じ職場にいて良い刺激をもらって働くことは悪くないことだと思っています。
どうしても医療という環境は了見が狭くなりがちだと思います。視野を広げ問題を発見し解決する力をつけ、広いフィールドを持ちつつ豊かな人間性を身に付けていってほしいと思います。
働く環境を整えています
お休みに関しては、年1回は海外旅行にでも行くべき、と考えておりますので、スタッフが有休を活用するのは大賛成です。
オンオフの切替はとても大切ですし、励みにもなると思います。全員で協力し合いながら有休を消化できるよう努めています。
『みなさんの力を貸してください』
通院の締めくくりは薬局です。
勤務する皆さんの力を借りながら良い薬局作りをしていきたいと思います。薬をお渡しするだけではなく薬袋に何か想いを一緒につめていただける方、歓迎いたします。
面接の場でお会いできることを楽しみにしています。
現場インタビュー
ひとめぼれでした!
以前は大手と呼ばれる調剤薬局に4年間勤務していましたが、中学生の頃にホームステイをした際に将来、絶対留学したい!という目標もあり、一度薬剤師から離れ約2年間、海外で過ごしました。
戻ってきた当初は学んだ英語を活かせる薬局で働こうかとも思ったんですが、働く上で一番重要なことは店舗の雰囲気だと思い、その点を重視して何社か面接に行きました。
こちらの面接と見学に来た際に、働く人の協力的で楽しそうな雰囲気や明るさ、チームプレイなどを見て、絶対ここで働きたい!と思いました。
もうひとめぼれですよね(笑)。
土地柄、外国の方も多いので結果的には英語も使える職場でもあり、理想の職場で現在働いていると実感しています。
見学の時と同じ明るさ
働いていて感じるのは、見学の際に感じた明るさはもちろん、薬剤師としての使命感と責任感を持って働ける環境だということですね。
皆、何事にも一生懸命に取り組んでいます。会社の方針としては個人の意見を尊重してくれますし、何かあれば社長との距離も近いので相談にのってもらえます。
女性が多い職場ですから育児休暇明けの人も多く、周りの協力体制もあり働きやすい雰囲気もあります。
笑顔で帰ってもらう
患者さまは何かしら悪いところがあるから薬局に来ているので、表情や雰囲気で察することができるように心がけています。
それで少しでも笑顔で帰ってもらえたら、役に立てたかなと実感できますし、「ありがとう」の一言をもらえたら今日は良かったという気持ちにしてもらっていますね。
逆に、失敗というか自分の未熟な部分で患者さまにご迷惑をかけてしまった時は何が悪かったのかを分析して、同じ過ちを2度と起こさないようにしています。
何かあれば振り返って壁を越えていけば自分自身の成長にも繋がると思います。現状に満足せず、知識面はメーカーさんを呼んでの勉強会なども行い、また、日常業務を通じて人間的な魅力も向上させて、進歩していきたいですね。
まずは薬局長を目指したいと思っています。今いる薬局長が皆を引っ張って、頼られて、忙しい中でも余裕もあり安心感のある方なんです。
患者さまにもそういった雰囲気は伝わるんじゃないでしょうかね。やっぱり指名されることも多いですし、人気があると思います。
私もそんな風に思ってもらえるよう、日々精進しています。
チームワーク抜群です
この店舗は比較的忙しいと呼ばれる環境だと思います。
なのでスピードは求められますが、どうやればもっと効率的にできるのかを常に考えますね。
スタッフ同士、声を掛けあって、他の人がやっていないことに取り掛かるなど、周りを把握しながら動いています。
忙しい店舗であれば独特のピリピリ感ってあると思うんですけど、この店舗は不思議とないんです。
そういった雰囲気を出す人もいないし、忙しい状況であればあるほど、皆で頑張ろう!という感じで毎日乗り切っています。
新卒で入った会社では、ベテランと呼べる方がいない状況だったので目の前のことしか出来なかったと思いますが今は年齢層も幅広く、様々な経験をしてきている尊敬できる先輩がたくさんいて、得られるものがたくさんあります。
10年後に私もそう思ってもらえる、そんな薬剤師になりたいですね。
『皆が協力しあえる環境で働きたいという方に』
入働いている私が言うのもなんですが、ここは本当に明るくて元気な薬局です。
何かあれば社長が気にかけてくれますし、一人ひとりの人柄も理解して接してくれるので相談もしやすく、自然と長く勤務している人が多いと思います。
働いている年代も幅広く、30~40代が中心ですが50代の方もいますし、様々な面での勉強もできます。
皆が協力しあえる環境で働きたいという方に是非、来て頂きたいと思います。
写真左:
患者さまにも明るい気持ちになってもらえうよう、常に清潔感のある明るい店内
写真右:
チームワークの秘訣は日頃のコミュニケーションとのこと
クラシスからの視点
お話を伺った豊洲店はオフィス街兼住宅街にあり、薬局内はオレンジを基調とした明るいイメージでした。
そしてその場で働くスタッフさんも明るい方が多く、インタビューしていて元気をもらえた、そんな印象がありました。
それはとても自然で、患者さまもいつもこんな気持ちでお薬をもらっているのでは、と思います。
それは、企業として、社員の働く環境をとても大事にしているからこそ、意識的に取り組むのではなく、普段から自然と笑顔になり、患者さまに対しても接することが出来るのではないでしょうか。
社長の考え方にもあるとおり、薬剤師という職種に囚われず、社会人として自分を成長させたいとお考えの方や雰囲気重視で働きたいと思っている方には特に魅力的な企業だと感じました。
取材日:2012年9月4日