転職活動で自分に合った求人が見つかったら、応募書類である履歴書を作成します。しかし、転職活動に慣れていない方や久しぶりに転職する方は、どのように履歴書を作成すればよいか悩んでしまうのではないでしょうか。
この記事では、薬剤師の方に向けた、履歴書の書き方とポイントを解説します。
他の求人と見比べてみませんか?
👉最新の求人情報をGET!薬剤師の履歴書と一般の履歴書の違い
薬剤師の履歴書は、一般職に比べて専門資格と職歴の記載がより重視されます。特に薬剤師免許や認定薬剤師などの資格は、取得年月とともに記載が必要です。
また、薬学的知識や調剤・服薬指導などの実務経験を具体的に表現する必要がある点も特徴です。認定・専門薬剤師を取得していれば、自分の知識や経験を端的に伝えることができます。そういった資格がなくても、在宅訪問の件数など数値で具体的に実績を示すことで、十分に説得力を持たせることが可能です。
採用担当者は、履歴書から「即戦力になり得るかどうか」「現場で活躍できるか」を判断しています。履歴書を通じて、専門性と信頼感を伝えなければならないという点は、一般の履歴書との大きな違いです。
薬剤師としての専門性をアピールするコツ
認定・専門薬剤師の資格を持っている方は、必ず記載してください。応募先の業務では直接的に役立たないものだとしても、薬剤師としての向上心が伝わります。
職務経歴書には、施設の規模、1日あたりの処方箋枚数、薬剤師の人数なども記載しましょう。忙しさや、こなしてきた業務量の目安になるためです。面接で聞かれた場合に答えられるような、実際の介入事例などを用意しておくのも良いでしょう。
履歴書で避けるべき表現と推奨される表現
履歴書では、限られたスペース内で自分の魅力を最大限にアピールしなければなりません。そのため、表現にも注意を払いましょう。
● 曖昧な表現(幅広い業務ができます)
● 自己の過小/過大評価
● 具体的な表現(例:◯◯科、◯◯科、◯◯科など主に8つの診療科の処方箋に対応し、知識を深めてきました。)
● 自分の経験についての客観的な情報(例:緩和薬物認定薬剤師を取得し、医師の往診に同行した際にはその場で臨機応変に薬剤の提案もおこなってきました。)
どのように応募先企業に貢献できるのか、これまでの勤務先と応募先との共通点などに触れながら記載すると、採用担当者もイメージしやすくなります。
【薬剤師】履歴書へ記載する項目と見本
履歴書を書く場合、どのように書いたらよいのか迷ってしまうものです。履歴書にはある程度決まった書き方があるので、きちんと押さえておきましょう。ここでは、履歴書に記載する項目と書き方を紹介します。
項目1. 日付
日付は、履歴書を郵送する場合はポストに投函する日、面接に持参する場合は面接日を記入します。履歴書全体で西暦(2025年)か元号(令和7年)かいずれかに統一して記入しましょう。
項目2. 個人情報
ここでは、氏名や住所といった個人情報を記載する方法やポイントについて紹介します。
氏名
氏名を記入する際は、姓と名の間にスペースを設けて読みやすくしましょう。
氏名に「ふりがな」と書かれていたら平仮名、「フリガナ」と書かれていたらカタカナで記入します。氏名の横に押印欄のある履歴書を用いる場合は、忘れずに押印しましょう。
住所
志望先企業が同一都道府県内であっても、住所は都道府県から書くのが基本です。アパート・マンション名や部屋番号、ふりがなも省略せずに記載しましょう。
電話番号
電話番号は、固定電話・携帯電話のどちらでもかまいませんが、連絡の取りやすいほうを記入しましょう。固定電話を記載する場合は市外局番から記載します。
志望先企業から連絡がきても問題ないように、非通知番号から着信拒否設定している場合は解除しておくか、志望先企業の電話番号を登録しておきましょう。
項目3. 履歴書に貼る写真の選び方
履歴書の写真は縦40mm×横30mmサイズが基本です。
駅前などの証明写真機で撮影するほか、写真スタジオでプロに撮影してもらうのもよいでしょう。撮影時は、スーツやジャケットを身につけるのが基本です。また、原則3ヶ月以内に撮影したものを貼り付けます。
履歴書の写真は、スナップ写真やスマートフォンなどで撮影した写真を用いないようにしましょう。髪型も整え、印象の良い写真を選びます。
なお、履歴書の写真は書き損じのリスクを踏まえて、最後に貼り付けるのがおすすめです。万が一、写真が剥がれてしまっても誰かわかるように、写真の裏面には氏名を記入しましょう。
項目4. 薬剤師の学歴欄の書き方
学歴と職歴は分けて記載します。1行目の中央に「学歴」と記載し、最終学歴のひとつ前の学歴(卒業年)から記入するのが一般的です。
学校名は正式名称で記入し、「〇〇高校」ではなく「〇〇高等学校」と書きましょう。学部や学科も忘れずに記入します。
2010年4月 ◯◯薬科大学 薬学部薬学科 入学
2016年3月 ◯◯薬科大学 薬学部薬学科 卒業
項目5. 職歴の書き方と記入例
職歴は学歴の最終行から1行空け、中央に「職歴」と記入しましょう。その次の行から時系列で記載します。
会社名は「株式会社」や「有限会社」なども略さずに正式名称で書きましょう。また、役職についていた場合は、「〇〇部門課長」「管理薬剤師」 といったように記載します。正社員以外の雇用形態だった場合も、「パート」「派遣」のように別途記載してください。
以前勤めていた会社が合併や買収により法人名が変わっている場合は、「株式会社〇〇(現〇〇株式会社)」のように現在の会社名も記載しましょう。
退職理由は、自分から退職した場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「会社都合により退職」と記入します。在職中の場合は「現在に至る」「現在在職中」と記入します。
「転職回数が多いとマイナスなイメージをもたれるのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、薬剤師の場合、転職回数が多いのは珍しいことではありません。職歴はすべて記載しましょう。
また履歴書に職歴をすべて書ききれない場合は、「職務経歴書に記載」と書き、職務経歴書も用意します。
記入例:
2016年4月 株式会社◯◯調剤薬局 入社
A大学病院前店 配属
2019年3月 株式会社◯◯調剤薬局 一身上の都合により退職
2019年4月 ××調剤薬局 (現 株式会社××ファーマシー)入社
中央店 配属
2021年6月 Bモール店 配属(パート)
2023年8月 C駅前店 配属
2024年4月 D市民病院前店 配属(管理薬剤師)
現在に至る
項目6. 免許・資格欄の書き方
取得した免許や資格は、取得した時期が古い順に記載します。ただし、運転免許は一番上に記入することで、ほかの資格と分けられて丁寧です。
資格欄には、基本的に業務に関連性のある資格を記載します。資格名は略さず、正式名称で書きましょう。
資格名の右側にはスペースを空け、「取得」「合格」と記載します。取得に向けて勉強している資格があれば、「取得に向けて勉強中」と記載するのもよいでしょう。
薬剤師免許の記載方法と注意点
薬剤師免許の取得年月日は、免許に記載の「薬剤師名簿登録年月日」を正確に記載しましょう。新卒の場合は、「◯◯年 取得見込み」と取得予定年を記載しておけば問題ありません。
薬剤師免許番号を記載する場合は、「薬剤師免許取得(登録番号:000000)」のように記載してください。応募書類送付時や面接時に、薬剤師免許のコピーを提出する場合がほとんどですので、記載しなくても問題にはなりません。
項目7. 効果的な志望動機の書き方
志望動機に決まった書き方はありません。しかし採用の決め手になりうる重要な項目なので、以下のポイントを押さえて書きましょう。
● 志望先企業を選んだ理由
● 自分の強み
● 入社後にどのように貢献したいのか
転職理由は人それぞれですが、前職の悪口やネガティブな内容を記載すると、マイナスなイメージを与えかねないので避けましょう。
志望先企業を選んだ理由は、志望先企業独自の特徴や強みをピックアップして書くのがポイントです。くれぐれも給与や待遇面を記載しないようにしましょう。
自分の強みは、過去の経験により得たスキルや性格などを中心に盛り込むことが大切です。自分の強みを入社後にどのように活かしていきたいか記載しましょう。
採用担当者に、「会社に合いそう」「前向きに働いてもらえそう」と感じてもらえるよう、意識して志望動機を作ることが大切です。応募先が力を入れている業務と、自分の経験とを結びつけるようにしてみてください。
記載例:
私はこれまで、急性期の総合病院で勤務してきました。がん領域を中心に病棟を担当し、緩和薬物療法認定薬剤師も取得しています。非常にやりがいのある日々ではありましたが、もっと患者様と長く関わって生活を支えていきたいという思いが強くなりました。
そこで、◯◯県内の在宅医療に力を入れている貴社での勤務を希望しています。在宅医療でも、これまでの病棟経験で培った幅広い知識と提案力を活かし、貴社と患者様に貢献することができると考えています。
項目8. 本人希望の書き方と例文
本人希望欄は、就業にあたって「譲れない条件」がある場合に記載します。主に職種や勤務地、勤務時間などです。給与に関しては面接時に相談するほうがよいでしょう。特になければ「貴社規定に従います」と記載します。
家族の都合や健康面についてなどを記載する場合、簡単に理由を添えた上で、「相談して調整したい」というニュアンスで記載すると良いです。
● 残業はできません。
● 持病の通院のため、2ヶ月に1度平日の休みをいただきます。
● 子どもの迎えの都合上、水曜・木曜は18時に退勤できればと考えております。
● 業務に差し障りはありませんが、持病の通院のため、2ヶ月に1回程度、平日に半日休暇をいただけますと幸いです。
他の求人と見比べてみませんか?
👉最新の求人情報をGET!【薬剤師の転職】履歴書を作成するときのポイント
履歴書を作成する方法には、手書きとパソコンの2種類があります。どちらの方法でも気をつけておきたいポイントがあるため、きちんと押さえておきましょう。ここでは、履歴書を作成するときのポイントを5つ紹介します。
黒のボールペンで記入する
履歴書を手書きで書く場合は、必ず黒のボールペンを使用しましょう。鉛筆や筆ペン、消せるボールペンなどはNGです。
パソコンで作成する場合はフォントを統一し、見やすい文字サイズに調整しましょう。
すべての記入欄を埋める
履歴書は基本的にすべての記入欄を埋めましょう。書くことがない欄は、「なし」「特になし」と記入します。空欄のままだと、記入漏れを疑われてしまうため注意しましょう。
間違えた場合は一から書き直す
手書きの場合、ミスをしてしまうケースもあります。間違えた場合は、必ず新しい履歴書に一から書き直しましょう。そのままにしたり、修正テープを用いたりするのはNGです。
やむを得ずミスを修正する場合は、二重線と訂正印を用いましょう。
手書きの場合の注意点
手書きで作成する場合は、読みやすいよう丁寧な文字で書きましょう。
文字の大きさを揃えるほか、誤字脱字に気を付け、誠実さが伝わるように書くことが望ましいです。相手に好印象を与えるため、ミスなく丁寧に取り組むことが重要です。
パソコンで作る場合の注意点
パソコンで作る場合は、文字サイズやフォントを統一させ、見やすいレイアウトにこだわることが大切です。誤字脱字の確認はもちろん、不要な記号や空白が入っていないかどうかも確認しましょう。
ディスプレイ上と印刷時では印象が変わる可能性があるため、印刷した状態での見直しも行いましょう。
職務経歴書を作成するときのポイント
転職の場合、履歴書とは別に「職務経歴書」の用意が必要になることがほとんどです 。職務経歴書を作成し、より詳しく自分の経験や経歴をアピールしましょう。記載にあたり押さえておきたいポイントを5つご紹介しますので、参考にしてください。
職務経歴書の基本構成と書き方
職務要約では、今までに経験した職種や業務、期間などを3~4行で、自分の経験をまとめます。応募する企業で活かせるような職務経験がある場合は、その内容を中心にすると良いでしょう。
1. 職務要約
これまでの薬剤師としての経験や、応募先への思いなどを簡単に記載します。
2. 経歴の詳細
職場ごとに、職場の規模や職務内容などについてまとめます。転職を複数回している場合、退職理由も添えるとよいでしょう。
3. 取得資格
薬剤師免許のほか、認定薬剤師資格などがあれば記載します。応募先が在宅訪問のある調剤薬局である場合など、業務に関連がありそうであれば自動車免許などを記載してもかまいません。
4. PCソフトやOA機器のスキル
一般的なPC操作に問題がないことなどを記載します。使用したことのあるレセコンソフトなどを記載してもよいです。
5. 志望動機
履歴書にも志望動機の欄はありますが、スペースが限られています。職務経歴書で、改めて志望動機について掘り下げて記載しましょう。
6. 自己PR
採用担当者の印象に残るように、これまでの経験や成果について、応募先の業務と関連のあるものを中心に記載しましょう。
職務経歴の書き方のコツ
携わった業務と期間、獲得したスキルを記述する項目です。
具体的な数値を入れると、薬剤師としての力量をアピールしやすくなります。調剤薬局であれば処方箋応需科目や応需枚数・かかりつけ薬剤師指導料の算定件数、病院であれば診療科目や病床数、指導件数などを記載しましょう。
マニュアル作成、後輩教育などの経験も、転職でアピール材料になります。
経験や知識など活かせるものを書く
応募先の業務で活かせるような経験や知識があれば、薬剤師の専門的なものに限らず記載しておくことが重要です。専門薬剤師の資格があれば、アピールになるだけでなく、給与交渉にも有利に働くことがあります。管理薬剤師の経験や、経営に関わった経験なども、転職でのステップアップに繋がるでしょう。
近年は外国人旅行者や居住者も増えてきているため、外国語のスキルも重宝されます。TOEICなど具体的なものがあれば、記載しておきましょう。
退職理由の書き方のポイント
退職理由は、実際には給与や人間関係など、ネガティブな理由であることが多いでしょう。
ですが、なるべくポジティブに、新しい職場への意欲が伝わるように記載してください。嘘をつく必要はありませんが、前職の悪口にならないような記載にする、志望動機と関連付けた理由にするなど、少しの心がけで印象の良い退職理由になります。
● 薬剤師数が少ないために残業が多く、シフトの希望も通りにくかったため、退職を考えています。
● ハラスメントを受けたため、退職しました。
● 業務が単調でやりがいを感じられず、退職を検討しています。
● 薬剤師として自己研鑽する時間を確保しながら、実際に臨床で活かすことができるような職場で働きたいと考え、退職を考えています。
● 薬剤師同士のコミュニケーションや議論を大切にしながら 、チームとして同じ目標に向かって進んでいける環境で働きたいと考えて、転職を考えています。
● ◯◯認定薬剤師の資格を活かして業務に取り組みたいと考え、◯◯チーム活動が盛んな職場への転職を考えています。
効果的な自己PRの書き方と例文
志望先の公式サイトを確認し、企業理念や業務内容、事業の方向性、求められている人物像などをふまえた上で、「強み」や「熱意」をアピールしましょう。志望理由にもつながりますので、じっくり考えてみることをおすすめします。
自己PR は、文章か箇条書きで記載します。どの企業に応募する場合でも、箇条書きのときは3つ程度、文章のときは5行以内が目安です。
これまでに取り組んできた業務や実績について、具体的なエピソードや数値を交えながら記載すると説得力が増します。
記載例:
私はこれまで5年間の病院薬剤師経験の中で、基本的な薬剤師業務に加え、病棟担当者として以下のような取り組みをおこないました。
● 地域薬局と合同の勉強会の開催
● 患者様向けの糖尿病教室の開始
● EGFR阻害薬による皮膚障害の対応
マニュアルの作成新しい業務を開始するにあたって、他院での事例を調査してマニュアルを作成したり、周囲との調整をおこなったりすることが得意です。貴院では今後、病棟業務を開始したいと考えていると伺いました。病棟業務の経験だけでなく、マニュアル作成などの面でも貢献できると考えています。
こちらの記事でも詳しく解説していますので、ご覧ください。
転職するにあたって、職務経歴書の書き方に悩んだり、「職務経歴書をしっかり書くと有利に転職できるか」と考えたりしている薬剤師の方もいらっしゃるかもしれません。 薬剤師を採用する企業・薬局は、どこの大学を出たかより、どのような職場でどのよ[…]
薬剤師の履歴書・職務経歴書の作成チェックリスト
履歴書や職務経歴書の些細な記載ミスでも、採用担当者からの印象を悪くしてしまうことがあります。次のチェック項目をしっかり確認してから提出するようにしましょう。
● 日付
● 写真
● 年号の統一
● 資格名称
● 経歴の一貫性
● 志望動機や退職理由
● 職務経験
● 自己PR内容
● 全体の一貫性
「複数の応募先に使いまわしているのだろうな」と感じる部分があれば、印象が悪くなってしまいます。日付や、応募先の業務内容などが間違っていないかどうかは、慎重に確認すべきポイントです。
履歴書の最終チェックポイント
履歴書は、とくに以下の箇所にミスが多いです。正確に記載しましょう。
● 誤字脱字
誤字脱字を確認しましょう。自分では気が付きにくいこともあるので、他の人に見てもらうのも良いでしょう。
● 日付
とくにデータで用意した場合、他の応募先に使用したときのままになっていないか、確認しましょう。提出する日付にしておくと良いです。
● 写真
写りが暗い、服装がラフすぎるなど、履歴書に適さない写真は印象が良くありません。
● 年号の統一
西暦、和暦が統一されていた方がすっきりと読めます。
● 資格名称
正式な名称で記載されているかを確認します。とくに、認定・専門薬剤師の資格は正確に書きましょう。
● 経歴の一貫性
経歴に抜けがないか、年月日は正しいかなどをよく確認しましょう。
職務経歴書の最終チェックポイント
職務経歴書は、より深く自分をアピールするためのツールです。次の項目をよく確認しましょう。
西暦、和暦は、履歴書とも統一しておくのが良いでしょう。
● 志望動機や退職理由
応募先に合わせた内容になっているか、ネガティブな内容になっていないか、具体性があるかなどを確認します。
● 職務経験
具体的に記載されているか、具体的な数値を提示できるものについて記載があるかなどを確認します。
● 自己PR内容
応募先の実情やニーズにあった自己PRとなっているか、改めて見直してください。使い回しはしないようにしましょう。
● 全体の一貫性
1つ1つの内容が、全体を通して一貫性のあるものとなっているかどうか、最終確認をしましょう。
採用担当者が読んだときにスムーズに読めるよう、矛盾がないことや、経歴の流れがわかりやすくまとまっていることを確認しましょう。
読みやすい位置に句読点が打たれているといった、基本的なことも大切です。
他の求人と見比べてみませんか?
👉最新の求人情報をGET!まとめ
履歴書は採用の可否に関わる重要な書類ですので、この記事で紹介したポイントを押さえて作成してみてください。
転職で悩んでいる薬剤師の方は、薬剤師専門の転職エージェント「ヤクジョブ」をご利用ください。「ヤクジョブ」では業界に精通したコーディネーターが、応募者に合った求人の紹介や応募書類の添削など、転職活動をサポートいたします。
よくある質問
履歴書や職務経歴書を作成する上で、よくある質問にお答えしていきます。記載する際の参考にしてみてください。
履歴書に書く薬剤師免許の正式名称は?
正式名称は「薬剤師免許」です。「免許」「薬剤免許」などと間違った記載をしないようにしてください。取得年月日は、薬剤師免許に記載されている登録年月日を記載します。
3ヶ月でやめた仕事は、履歴書に書かなくてもいいですか?
基本的には、全て記載することをおすすめします。空白期間に何をしていたのか聞かれる可能性が高いほか、入社手続き時に判明するリスクがあるため、故意に職歴を隠すことは避けましょう。
ブランク期間についてどのように説明したら良いですか?
体調不良で療養していた場合、「現在は回復しており、業務に問題ありません」などの説明をすると良いでしょう。空白期間があるからといって、必ずしもマイナスにはなりません。就業していなかった理由ではなく、ブランク期間におこなっていた活動や学びなどを話すのも1つの方法です。
見た目はほとんど変わっていないので古い写真でも良いですか?
原則、3ヶ月以内に撮影した写真を使いましょう。応募先からの指定がなく、髪型や体型に大きな変化がないのであれば、多少の前後は許容範囲と考えられます。時間がないからといって、スマートフォンで撮影したものや、スナップ写真を使うのは避けてください。
パソコンで作成しても問題ないですか?
はい。手書きと指定がない限り、パソコンで作成しても問題はありません。誤字脱字のチェックもしやすく、読みやすいというメリットもあります。ただし、フォントや文字の大きさは統一するようにしましょう。