【薬剤師】転職時は履歴書に何を書くべき?記載項目とポイントを紹介

【薬剤師】転職時は履歴書に何を書くべき?記載項目とポイントを紹介

【薬剤師】転職時は履歴書に何を書くべき?記載項目とポイントを紹介

転職活動で自分に合った求人が見つかったら、応募書類である履歴書を作成します。しかし、転職活動に慣れていない方や久しぶりに転職する方は、どのように履歴書を作成すればよいか悩んでしまうのではないでしょうか。

この記事では、薬剤師の方に向けた、履歴書の書き方とポイントを解説します。

【薬剤師】転職時に履歴書へ記載する項目

履歴書を書く場合、どのように書いたらよいのか迷ってしまうものです。履歴書にはある程度決まった書き方があるので、きちんと押さえておきましょう。ここでは、履歴書に記載する項目と書き方を紹介します。

項目1.日付

日付は、履歴書を郵送する場合はポストに投函する日、面接に持参する場合は面接日を記入します。履歴書全体で西暦(2022年)か元号(令和4年)かいずれかに統一して記入しましょう。

項目2.個人情報

ここでは、氏名や住所といった個人情報を記載する方法やポイントについて紹介します。

氏名

氏名を記入する際は、姓と名の間にスペースを設けて読みやすくしましょう。氏名に「ふりがな」と書かれていたら平仮名、「フリガナ」と書かれていたらカタカナで記入します。氏名の横に押印欄のある履歴書を用いる場合は、忘れずに押印しましょう。

住所

志望先企業が同一都道府県内であっても、住所は都道府県から書くのが基本です。アパート・マンション名や部屋番号、ふりがなも省略せずに記載しましょう。

電話番号

電話番号は、固定電話・携帯電話のどちらでもかまいませんが、連絡の取りやすいほうを記入しましょう。固定電話を記載する場合は市外局番から記載します。

志望先企業から連絡がきても問題ないように、非通知番号から着信拒否設定している場合は解除しておくか、志望先企業の電話番号を登録しておきましょう。

項目3.写真

履歴書の写真は縦40mm×横30mmサイズが基本です。駅前などの証明写真機で撮影するほか、写真スタジオでプロに撮影してもらうのもよいでしょう。撮影時は、スーツやジャケットを身につけるのが基本です。また、原則3ヶ月以内に撮影したものを貼り付けます。

履歴書の写真は、スナップ写真やスマートフォンなどで撮影した写真を用いないようにしましょう。髪型も整え、印象の良い写真を選びます。

なお、履歴書の写真は書き損じのリスクを踏まえて、最後に貼り付けるのがおすすめです。万が一、写真が剥がれてしまっても誰かわかるように、写真の裏面には氏名を記入しましょう。

項目4.学歴

学歴と職歴は分けて記載します。1行目の中央に「学歴」と記載し、最終学歴のひとつ前の学歴(卒業年)から記入するのが一般的です。学校名は正式名称で記入し、「〇〇高校」ではなく「〇〇高等学校」と書きましょう。学部や学科も忘れずに記入します。

項目5.職歴

職歴は学歴の最終行から1行空け、中央に「職歴」と記入しましょう。その次の行から時系列で記載します。会社名は「株式会社」や「有限会社」なども略さずに正式名称で書きましょう。また、役職についていた場合は、「〇〇部門課長」といったように記載します。

以前勤めていた会社が合併や買収により法人名が変わっている場合は、「株式会社〇〇(現〇〇株式会社)」のように現在の会社名も記載しましょう。

退職理由は、自分から退職した場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「会社都合により退職」と記入します。在職中の場合は「現在に至る」「現在在職中」と記入します。

「転職回数が多いとマイナスなイメージをもたれるのでは?」と思う方がいるかもしれませんが、薬剤師の場合、転職回数が多いのは珍しいことではありません。職歴はすべて記載しましょう。

また履歴書に職歴をすべて書ききれない場合は、「職務経歴書に記載」と書き、職務経歴書も用意します。

項目6.免許・資格

取得した免許や資格は、取得した時期が古い順に記載します。ただし、運転免許は一番上に記入することで、ほかの資格と分けられて丁寧です。

資格欄には、基本的に業務に関連性のある資格を記載します。資格名は略さず、正式名称で書きましょう。資格名の右側にはスペースを空け、「取得」「合格」と記載します。取得に向けて勉強している資格があれば、「取得に向けて勉強中」と記載するのもよいでしょう。

項目7.志望動機

志望動機に決まった書き方はありません。しかし採用の決め手になりうる重要な項目なので、以下のポイントを押さえて書きましょう。

・転職の理由
・志望先企業を選んだ理由
・自分の強み
・入社後にどのように貢献したいのか

転職理由は人それぞれですが、前職の悪口やネガティブな内容を記載すると、マイナスなイメージを与えかねないので避けましょう。

志望先企業を選んだ理由は、志望先企業独自の特徴や強みをピックアップして書くのがポイントです。くれぐれも給与や待遇面を記載しないようにしましょう。

自分の強みは、過去の経験により得たスキルや性格などを中心に盛り込むことが大切です。自分の強みを入社後にどのように活かしていきたいか記載しましょう。

項目8.本人希望

本人希望欄は、就業にあたって「譲れない条件」がある場合に記載します。主に職種や勤務地、勤務時間などです。給与に関しては面接時に相談するほうがよいでしょう。特になければ「貴社規定に従います」と記載します。

 

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【薬剤師の転職】履歴書を作成するときのポイント

履歴書を作成する方法には、手書きかパソコンの2種類があります。どちらの方法でも気をつけておきたいポイントがあるため、きちんと押さえておきましょう。ここでは、履歴書を作成するときのポイントを3つ紹介します。

黒のボールペンで記入する

履歴書を手書きで書く場合は、必ず黒のボールペンを使用しましょう。鉛筆や筆ペン、消せるボールペンなどはNGです。パソコンで作成する場合はフォントを統一し、見やすい文字サイズに調整しましょう。

すべての記入欄を埋める

履歴書は基本的にすべての記入欄を埋めましょう。書くことがない欄は、「なし」「特になし」と記入します。空欄のままだと、記入漏れを疑われてしまうため注意しましょう。

間違えた場合は一から書き直す

手書きの場合、ミスをしてしまうケースもあります。間違えた場合は、必ず新しい履歴書に一から書き直しましょう。そのままにしたり、修正テープを用いたりするのはNGです。やむを得ずミスを修正する場合は、二重線と訂正印を用いましょう。

まとめ

履歴書は採用の可否に関わる重要な書類ですので、この記事で紹介したポイントを押さえて作成してみてください。

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