薬剤師の施設業態でみる働き方

ドラッグストアで
はたらく

未病を治す薬剤師として、セルフメディケーションの旗振り役と言えるポジションです。給料面では調剤薬局より比較的年収が高いことが多く、専門業務以外にも、店舗運営・店舗経営に関わる幅広い業務に携わることができ、ビジネスの観点でも成長できる点がメリットです。

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1970年代から増えてきたドラッグストアも、セルフメディケーションの推進・登録販売者の新設・2009年の改正薬事法によりスーパーやコンビニでの医薬品販売解禁など、時代の流れとともに大きく変化していきました。
ここでは、ドラッグストアでの業務や、働く際のポイントなどをご紹介いたします。

1. ドラッグストアの定義

ドラッグストアとは、「医薬品、化粧品を中心とした健康および美容に関する各種の商品を中心として、家庭用品、加工食品などの最寄り品をセルフサービス方式によって小売する事業所」としています。
  • また以下の4つの基準を満たすのが、ドラッグストア業態と位置づけられます。
  • ・セルフ販売方式(店舗全体の50%以上)をとる
  • ・医薬品、化粧品、衛生用品、日用品を取り扱う
  • ・医薬品、化粧品の売り上げ構成比が30%以上
  • ・取り扱いカテゴリーは医薬品、化粧品を含み5つ以上取り扱う
  • 最近では、スーパーのように食料品や日用雑貨を数多く取り揃えるドラッグストアも増えています。

2. ドラッグストアでの業務

現在のドラッグストアでの業務は、実際どういったものがあるのでしょうか。
いくつかご紹介したいと思います。 ①医薬品販売 ドラッグストアの中で薬剤師の重要な業務のひとつです。患者さんの症状に合った一般薬をご紹介します。第1類は薬剤師だけですが、第2類・第3類は2009年に新設された登録販売者によっても対応・販売が可能になりました。 ②カウンセリング 患者さまの症状をカウンセリングし、症例にあった市販薬の紹介および販売、服用にあたっての説明などを行います。症状によっては医療機関の受診をすすめることもあります。 ③レジ・品出し 店舗内の他のスタッフ同様に、薬剤師もやることがあります。医薬品の販売時だけでなく、日用品の時などもあります。医薬品以外の商品の陳列状況で品出しなども発生します。ただし、企業によっては薬剤師がやらないケースもあるので、事前に確認は必要です。

3. ドラッグストアで
はたらく時のポイント

①就業時間・休日について ドラッスグトアの多くは年中無休で営業しており、夜22:00や24:00など遅くまでやっていることがあります。そのため、就業時間が調剤薬局のようにある程度固定されたものから、夜遅い時間での勤務や、平日休みで土日は就業といったこともあるので、事前に確認が必要です。 ②キャリアアップ ドラッグストアには、薬剤師以外にも登録販売者・ビューティーアドバイザーをはじめ、学生などもアルバイトで勤務していることがあります。販売業務からスタートし、売り場担当を経験したのち、副店長・店長などといったキャリアアップも可能です。管理職になると、店舗全体の運営や売上管理・アルバイトの採用など幅広い業務に携わることができます。 ③アイテム数の把握・整理 ドラッグストアでは、医薬品以外も含めると、数千以上のアイテム数が置かれています。
その中で、どういったお客さまにも対応できるように、新しい医薬品の情報や、日用品の陳列場所の把握などが大切です。アイテム数が多いため、調剤薬局とはまた違った在庫管理が重要になります。

セルフメディケーションとは、日々の自己管理によって病気になることを未然に防ぐ、大きな病気まで至らせないことです。そのためにドラッグストアが重要な役割を担えるのではないかと期待されています。機能食品やサプリメントの情報提供、栄養士と連携して食事のアドバイスなど薬剤師にしかできないことはたくさんあります。医療機関にかかる前にOTC医薬品で症状を改善することも薬剤師だからこそできる部分です。

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