企業訪問レポート協和ケミカル株式会社

協和ケミカル株式会社協和ケミカル株式会社

「薬剤師」を楽しめる薬剤師が集まる会社

協和ケミカル株式会社

協和ケミカル株式会社

昭和52年にジェネリック医薬品卸売として設立。平成元年より調剤事業を開始されています。

薬分業の草創期より、地域の患者さまに対して安全に薬を提供することを会社のポリシーとしていらっしゃいます。いつでも地域の方に貢献したい、そんな願いを持った薬局運営をされています。

本社所在地 愛知県名古屋市東区泉2-26-2
業種 調剤薬局
事業所運営エリア 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県

本社インタビュー

調剤事業本部 那須様
調剤事業本部 那須様

本部での薬局運営の統括をされ、グループ会社の取締役も兼任。本部が現場の考え方を尊重する姿勢であることが会社の自慢です、とのこと。

薬局の出来ることを、地域の方に知っていただいています

調剤事業をスタートさせて以来、どうすれば地域の方にお役立ちできるかと考えています。
地域の方に、協和ケミカルがどんな薬局なのかを知っていただくため、色んな催しを行っております。中でも代表的なものをご紹介させていただきます。

まずは、薬の相談会。これは地域のお祭り等の催しに参加して行っています。
相談会といっても、難しい話をしたいわけではありません。リラックスしたムードの中で、患者さまが普段聞けなかったことを質問していただける機会の一つです。
「薬の数が多くて大変なのよ」という患者さまには一包化の話をしたり、薬局で出来ることをお伝えしております。

次に、学校薬剤師としての取り組みです。
照度の測定や公衆衛生の維持という普段の業務内容をお伝えする講演会を、先生や父兄を対象に開いています。薬の事以外に薬剤師が出来ることを中心にお伝えしています。

事業という枠を越えて、協和ケミカルが地域のために何ができるかを知っていただける、よいきっかけになっていると思います。

これからは、グループ会社の居宅介護支援センターや訪問看護リハビリステーションなどとも連携をとりながら、地域医療で協和カミカルが出来ることを、医師・看護師・ケアマネージャーといった他職種とのチーム医療という形でサービスを提供していきたいと考えています。

協和ケミカルのキャリアプラン

当社のキャリアプランとしては、現場の薬剤師として活躍していただき、「店長」⇒「エリアリーダー」⇒「各セクションの部長」というのが代表的なものです。
エリアリーダーとなれば、数店舗の運営を統括する立場としての仕事をしていただきます。任期は2年更新となっております。

この地域ではどんなサービスが活きるか、店舗で実務経験を重ねてきたからこそ持てる視点で薬局運営を行っていただきます。
また、エリアリーダー就任後、「グループ会社の取締役」を目指せます。近い将来後継者が必要となりますので、いち経営者として薬局運営に携わるチャンスもあります。

現場インタビュー

在宅支援薬局 薬局長 上地さん
在宅支援薬局 薬局長 上地さん

前職で在宅に興味を持たれて、協和ケミカルへ転職。所属している店舗の薬剤師さんは全員20代の方ばかりだそうです。

在宅専門店の業務をご紹介

当社で受けている在宅案件は、全てドクターからの紹介でいただいています。患者さまの事前情報を把握した上で訪問できるので、敷居の高さを感じずに業務を始められます。

実際の業務では患者さまのご自宅に上がらせていただくので、外来とは全く違う印象を最初は持つでしょうね。ご自宅なので、患者さまがくつろいでいらっしゃることもありますし、パジャマで玄関まで出てこられたりもします。

服薬指導の場面では、色んな課題が出てくると思います。
今の課題は、「どうやれば正しく薬を飲んでいただけるか」です。患者さまと深くコミュニケーションをとり、またご家族のご協力もいただくこともありますので、時間はかかりますがその分のやりがいや達成感を感じることができると思います。

ドクター、ナース、ヘルパー、コメディカルといった医療従事者と一緒に行うお仕事になるので、知識、スキル、考え方など、身につくことの幅広さを感じることができます。

薬の正しい提供

在宅に携わる中で、患者さまのお身体の状態を把握することも、薬剤師として大切な業務だと考えています。

ある患者さま宅に訪問し、脚に浮腫があることを確認しました。ドクターに相談したところ、利尿剤を投薬することになりました。
投薬後は日を追うごとに浮腫も取れ、脚もすっかりよくなりました。

在宅業務は何名もの医療従事者が、それぞれ異なった業務をしなければなりません。また同行で訪問できない場合も多いです。
訪問した際は、患者さまの状態を共有し、業務に関わっている全員で治療をしていく必要があります。

患者さまの経過を共有することで、ドクターへの処方提案する機会にもつながります。
自分が提案したことで患者さまの状態が少しでも良くなれば、薬剤師冥利に尽きます!

クリーンベンチの稼動風景。

クリーンベンチの稼動風景。
外来調剤だけでは携われない業務もたくさんあり、学べることがたくさんあります!

FAQ

協和ケミカルはどんな会社ですか?
すごくフランクですね。
機材の相談など、本部にも色々相談に乗ってもらっています!
業務で心がけていることは何ですか?
ずばりチームワークですね。
外出するお仕事なので、イレギュラーな薬のお届けがあった場合、全員でカバーし合っています。また、それができるメンバーが揃っています!
将来の目標は何ですか?
在宅ができる人材を育てていきたいですね。
在宅医療は、国の方針に左右されやすい仕事ですが、薬剤師の職域には今後必要となってくる分野です。今のうちにしっかりとノウハウを作って、皆で共有していきたいと思っています。
クラシスからの視点

クラシスからの視点

上地様に会社自慢を尋ねたところ、「職場の雰囲気は物凄くいいです」と答えて下さいました。
撮影のため店舗にお邪魔させていただき、「なるほど、これが雰囲気の良さだ」と伝わってきたことがあったので、お話させていただきます。

撮影を開始したところ、スタッフの皆さんが調剤室のオススメの角度を考えて下さったり、集合写真でも「ポーズはこうがいいかな?」と賑やかにご協力いただきました。 やること一つに対し、まるで「自分たちが楽しむ」という気持ちをもっているかのようです。
言葉にすると「前向き」。この前向きなところが、雰囲気の良さに繋がっている、そう感じずにはいられませんでした。

もし患者としてこの薬局を訪れたなら…いつでも笑顔で迎えてもらえたり、元気を分けてもらえるのでは、と感じました。
スタッフの皆さんが仕事も含め一つひとつのことを前向きに楽しむ様子を目にし、患者さまも顔がついほころんでしまう対応をされているだろうな、と思いました。

もし薬を処方してもらうなら、楽しんで仕事に取り組めるこんな薬剤師さん達にお願いしたい、と思える現場でした!

取材日:2013年11月20日

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