薬剤師の雇用形態別でみる働き方派遣スタッフではたらく
派遣会社の社員として働くワークスタイルです。派遣会社の福利厚生のもと、即戦力待遇の高時給で働きながらさまざまな職場で視野や経験を広げたい、自分なりのライフスタイルを自由度高く確保したいという方に魅力的な働き方です。
ライフスタイルや
希望の働き方に
合わせた
豊富な選択肢が、 派遣なら可能!
派遣という働き方は、「留学や学業を中心にするため、短期間だけ働きたい」「決められた時間内で就業しプライベートを大切にしたい」「色々な職場を経験したい」といったように、自分のライフスタイルや希望に合わせて働き方を選択できるのが、派遣のメリットです。
ただ、メリットだけではなく、注意しなければいけない点も把握して、どちらの働き方がよいか選択しましょう。
1. 派遣の特徴
派遣の場合、正社員・パートと大きく異なる点は、就業先ではなく派遣会社と雇用契約を結ぶ点になります。そのため、給与の支払いも派遣会社から支給され、福利厚生・社会保険への加入なども派遣会社の規定が適用されます。
- 派遣ではたらくメリット
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- ・あらかじめ就業時間・日数・契約期間など定められた中で勤務していただくので、ライフスタイルに合わせてご就業が可能
- ・正社員・パートよりも高時給の求人が多いので、短期間で高収入が可能
- ・勤務地も選べるので、短期間だけ遠方での就業といったことも可能
- ・就業前から就業中のアフターフォローまで派遣会社のサポートが受けられる
派遣ではたらくメリットは多くありますが、あらかじめ期間が定められているため、正社員・パートのように1か所で長く継続就業できないことがあります。「この就業先で続けたい」と思っても、派遣契約期間で満了し、次の派遣先へ就業するということもあるので注意が必要です。
2. 派遣を募集する理由と期間
派遣求人の募集背景には、急な欠員による人員の確保・季節要因による繁忙期での増員などが挙げられます。そのため、調剤経験のある方が必要とされている場合が多くなります。
募集している期間は、正社員やパートでの採用ができるまでの間や、冬場の風邪や春先の花粉症が落ち着くまでの11月〜4月頃までなど、理由によっても異なってきます。産休育休代替派遣については、産休・育休を取得される方に合わせた期間になるため、1年から1年半という期間での募集になることが多くなります。
3. 派遣で禁止されていることは
派遣では、いくつか禁止されていることがあります。例えば、管理薬剤師については、医薬品医療機器法により、管理薬剤師登録した就業先以外で業務をおこなうことはできないため、派遣で働くことはできません。
その他、病院やクリニックといった医療機関への派遣は原則禁止されています。ただ、例外的に認められているものもあり、産休育休・介護などによる代替派遣については、休業期間中の代替要員となるため、派遣就業が認められています。
4. 派遣では面接できない
派遣の場合、派遣先へ履歴書の提出や面接をすることは、派遣労働者を特定することを目的とした行為にあたるとして、法律で禁止されています。