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2018年08月06日

きれいなだけじゃない!最新「花火」テクノロジー

きれいなだけじゃない!最新「花火」テクノロジー

 夏の夜空を彩る花火。毎年この季節を楽しみにしていらっしゃる人も多いのではないでしょうか。江戸時代に始まったとされる打上げ花火大会は、さまざまな技術の発達とともにショーアップされ、より華やかなイベントになっています。最新の花火事情をご紹介しましょう。
 

バリエーションが増した形と色

 打上げ花火は大きく丸く広がるものが主流です。空に上がっていくときの軌道や芯となる部分のデザイン、花びらの広がり方などを、より美しく迫力のあるものにしようと多くの花火業者が競い合っています。競技大会などで完成度を追求する花火がある一方で、多くの人が楽しむ地域の花火大会では変わった形に開いたり、不思議な動きをするニューフェース花火が続々登場しています。
 ハート型や星型、スマイルマーク、アニメのキャラクターなどの形に広がる花火は子どもに大人気。「型物」と呼ばれるこの花火は、鑑賞する方向や玉の向きが違うと、何のイメージなのかわかりづらいのが難点でした。最近では花火玉に尻尾を付けたり、パイプをつけたりして開く方向をコントロールしています。
 光の粒の動きも多彩になってきました。花火玉が上空で割れたあと、シュルシュルと回転しながら不規則に飛び回る「蜂」、光がいろいろな方向にスーッと流れる「飛遊星」など不思議な動きをするものもあります。
 花火の鮮やかな色は化学物質の「炎色反応」であることはご存知の方も多いでしょう。1990年代半ばまでは10色程度の基本原色に限られていましたが、2000年代には中間色(ハーフトーン)が表現できるようになりました。レモン色、オレンジ色、ラベンダー色などそれまで実現できなかったパステルカラーが登場。なかでも青ではなく明るく涼しげな「水色」は観客の反応が抜群に良く、多くの業者が取り組んで一気に増えたそうです。薄紅色、桃色など微妙な色合いに挑戦する花火作家も現れ、花火の色合いはまだまだ進化しそうです。

IT技術で音楽とシンクロ

 打上げ方法も進化しています。固定した打上げ筒の底に打上げ用の発射火薬を入れ、その上に花火玉を収めたところに「落とし火」を投げ込む直接点火から、電気による遠隔点火をすることが多くなりました。スターマインと呼ばれる速射連発方式の仕掛花火では、大小多数の花火を連続して打上げるリズムや間合いが、演出上重視されます。最近はコンピューター式の点火器を使用し、ソフトウェアで打上を制御することで音楽とぴったり合わせることができるようになりました。ミュージカルのような花火ショーが見られるのはIT技術の進化のおかげなんですね。

 日本の花火技術は世界一だと言われています。イメージ通りの花火を上げたい、と作品作りに取り組む花火師達にとって、テクノロジーの進化は強い味方になることでしょう。2020年の東京オリンピックではどのような演出の花火が上がるのか楽しみです。


 

【参考資料】
日本の花火をもっと知りたい
http://japan-fireworks.com/basics/menu.html
 

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