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2018年11月16日

未経験Aさんが「薬事申請職」に内定をもらえた理由

大学卒業後、調剤薬局2社で数年勤務されていたAさん、30歳女性。
現在の薬局での仕事にやりがいはある。でも、以前から企業での薬事申請業務に興味があり、転職を希望され、今回弊社にご登録いただきました。

薬剤師である皆様ならご存知かと思いますが、『薬事申請』は、高度なスキルを求められるお仕事です。海外の医薬品などを輸入することがあるので、英語翻訳力も必要になる。
したがって、多くの企業では、薬事申請経験者を募集していることが多いのです。
また、人気の高い職種なので、求人自体を見つけることも難しいといえます。
未経験者を採用していただける可能性は、非常に低いというのが現状です。

そのような中、企業経験のないAさんが見事に内定を勝ち取ったのです!!
何が良かったのか、どのような努力をされたのか、私との面接対策について等、ご紹介させていただきます。

私は、Aさんのご経歴ではご希望の職種は難しいと思いながらも、応募先を見つけようと必死でした。なんとか面接していただける企業が1社(B社とします)みつかり、第一志望として受けることになりました。しかし、このような状況ですから、併願先として、将来的には薬事申請も経験できる可能性のある、『DI業務』で募集していたC社をご提案。先にC社を受けていただくことになったのですが、かなりの好評価で内定をいただけました。
続いては本命のB社。面接は2次面接まであり、紹介会社の人間が同席することはNG。
また、業務経験者希望である上、他に1名が選考に進まれているとう状況。
なんとも分が悪い状況。
しかし、内定率は0%ではないので、やれるだけのことはやりたい!!
C社に内定をもらってはいるものの、本命ではない。Aさんにとっては、何としてでも内定を勝ち取りたい企業。
そこで、綿密な面接対策をしました。アピールポイントや注意点をアドバイス。何度も模擬面接をおこないました。Aさんはとても真面目な方で、一生懸命。しかし、緊張しやすい性格のようで、対策したことが本番でしっかり出せるかを不安に思っていらっしゃいました。
私からは、「面接は誰でも緊張してしまうもの。対策したことを100%出すことは難しいです。たとえ予想外の質問をされたり、思い通りに受け答えが出来なかったとしても、最後に必ず、第一志望であること・働きたいと思っている気持ちを熱く伝えましょう!」とアドバイスさせていただきました。
面接の翌日、結果を伺いにB社へ。
お返事は、「採用です!是非、Aさんに入社していただきたい!」というものでした。
また、驚いたことにAさんの希望年収を100万円弱上回ってのご提示。
他に選考に進まれている方がいる中で、なぜ未経験のAさんがそこまで好評価をいただけたのか。それは至ってシンプルな理由でした。
「私を御社で働かせてください!と熱いまなざしで見つめられたんですよ。ウチで働きたいという意思の強さに心を打たれました。最近はね、経験者で自分の条件に合うかどうかちょっと受けてみようかなという感覚で面接に来られる方が多いんです。そうゆう方は目や態度を見ればすぐにわかります。ですから、Aさんのアピールは響きました!」とのこと。
面接対策が役に立ったことが非常に嬉しかったのですが、内定の理由は決して『最後の一押し』だけではない。
Aさんは何に対してもまじめでとても丁寧な方でした。人の話や意見をきちんと聞くことができ、とても素直。そういった人柄も受け入れられたのでしょう。

転職をお考えの方へメッセージ

心理学の調査で、「私から買ってください。」というアピールをする営業マンは、成約率が他の営業マンよりも高いという調査結果があります。Aさんのように「私を御社で働かせてください!」というアピールは、間違っていないかもしれません。気持ちを言葉にするだけで面接が有利に進むのであれば言葉にしたほうが良いでしょう。 しかし、所構わずご自身の想いを口に出せば良いというものではありません。 『この会社で働きたい!』『採用してください!』と口にするからには、志望理由が明確であること、それに向かってご自身がどのように努力されてきたか、または今後どのように頑張っていくかが重要です。中途半端な気持ちではなく、覚悟を決めて面接に臨んでください!

御茶ノ水支店 T.S

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