【30代薬剤師】転職のしやすさは?おすすめの職場と転職のポイント!

【30代薬剤師】転職のしやすさは?おすすめの職場と転職のポイント!

【30代薬剤師】転職のしやすさは?おすすめの職場と転職のポイント!

20代の転職と比べ、30代での転職は難しいイメージがある方も多いでしょう。しかし、薬剤師は30代でも比較的スムーズに転職できる仕事です。実際に、入社10年目で転職に踏み切る方も多いといわれています。

今回は、30代の薬剤師の転職事情やおすすめの職場、転職を成功させるポイントをご紹介します。いまの仕事に不満がある方、キャリアアップを目指す薬剤師におすすめです。

30代薬剤師は転職しやすい?転職事情をチェック!

30代の薬剤師は、会社の将来性を不安に感じたり、結婚や妊娠といったライフステージの変化があったりして、転職を考える機会が増えてきます。

このまま同じ職場で経験を積むのか、それとも新しいことに挑戦するのか、将来のキャリアプランに悩まれている方は多いのではないでしょうか。

まずは、30代の薬剤師のニーズや転職事情から見ていきましょう。

即戦力になれる30代の薬剤師は転職しやすい

結論からいうと、30代の薬剤師は業界のニーズが高く、比較的転職しやすい傾向にあります。薬剤師は5年目を超えるころから、即戦力として期待されるようになります。30代の薬剤師は新しい業務や職場に慣れることも早く、これからキャリアを積んでいける年代とも評価されやすいです。

医療業界では、地域にもよりますが、薬剤師不足が続いていて、求人数は豊富です。厚生労働省の「職業別一般職業紹介状況(令和2年12月)」によると、医師・薬剤師等の有効求人倍率は2.05倍です。全職業の平均有効求人倍率が1.18倍となっており、他職種と比べてもニーズが高いことが分かります。

なかでも、実務経験がある30代の薬剤師は即戦力となり得るため、積極的に採用する企業が多いのです。

出典:「一般職業紹介状況(令和2年12月分及び令和2年分)について」(厚生労働省)

そのため薬剤師の場合は、30代が比較的転職しやすい世代といえるでしょう。

未経験でも30代なら転職は可能

多少難易度は上がるものの、30代の薬剤師なら実務未経験でも転職は可能です。

とはいえ、資格があっても仕事の仕方が分からなければ苦労します。実務未経験の30代の場合は、研修制度が整った職場を選ぶと良いでしょう。研修や勉強会が定期開催されている職場なら、働きながら無理なく学べます。

転職活動では新しいことに意欲的に取り組む姿勢をアピールして、採用担当者に良い印象を与えるようにしましょう。

30代後半や40代以降では難易度は上がる

薬剤師は30代でも比較的転職しやすいとはいえ、年齢が上がるほど状況は厳しくなります。特に30代後半以降の転職は、薬剤師であっても油断できないと考えておきましょう。

35歳以上は管理職候補として、実務経験のほか、マネジメント能力なども重視される年代です。キャリア形成のために採用の年齢制限を設ける企業もあり、より会社に貢献できるスキルをもっていなければ、採用されにくい傾向があります。

だからこそ、転職を目指すなら30代の早いうちにアクションを起こすことが大切です。転職を繰り返すとさらに採用されにくくなります。「これが最後のチャンス」という気持ちで、自分に合う職場を探しましょう。

30代薬剤師の転職でおすすめの職場はどこ?

30代が転職するなら、自分のスキルや経験を活かせる職場を探す必要があります。薬剤師が必要とされる現場にはいくつかの種類が存在します。自分にとって働きやすい職場を選びましょう。

ここからは、30代の薬剤師におすすめの職場を解説します。

調剤薬局

実務経験がある30代の方には、医師の処方箋に基づいて医薬品を交付する、「調剤薬局」がおすすめです。調剤薬局は店舗数が多く、薬剤師が働く業界の中でも特に人材不足が続いています。即戦力となり得る30代の薬剤師は管理職としても歓迎されるでしょう。

とはいえ、調剤薬局にも大手と中小、個人事業と、規模に違いがあります。大手調剤薬局は比較的若手を求めている傾向が見られます。調剤薬局に転職する際は、30代以降も歓迎している職場を選ぶと良いでしょう。

病院

病院への転職も、30代の転職先として向いています。病院勤務の薬剤師は、調剤業務のほか、入院患者への服薬指導をはじめとする病棟業務などを担当します。

やや業務の難易度は高いものの、最先端の医療の現場で働けるやりがいのある仕事です。新しい仕事にチャレンジしたい方、キャリア形成を目指す30代の薬剤師にもうってつけでしょう。

病院勤務が初めてなら、症状が安定している患者が多い「慢性期病院」がおすすめです。急患を受け入れる「急性期病院」よりも時間的な余裕があり、研修制度も充実しています。

企業内薬剤師

中途入社の採用枠が少なく、やや門は狭い傾向があるものの、企業で働くのも選択肢のひとつです。製薬会社での品質保証・品質管理のほか、医療品卸業、医薬品の物流センターといった職場にも薬剤師のニーズがあります。

福利厚生が充実している大手企業に入社できるチャンスもあり、キャリアチェンジを目指す30代におすすめです。とはいえ、求人はさほど多くありません。もし企業への転職を考えているなら、企業内薬剤師の求人を豊富に扱っている転職エージェントを活用すると良いでしょう。

ドラッグストア

身近なドラッグストアへの転職もおすすめです。全国的に店舗数が多く求人が豊富で、自分の希望勤務地に近い職場を見つけやすいでしょう。

ドラッグストアでは、OTC医薬品の販売や処方箋に基づいた調剤のほか、その他商品の販売、レジ打ち、商品陳列といった幅広い業務を担当します。薬剤師としてのスキル以外に、接客能力なども磨ける仕事です。

大手ドラッグストアなら比較的、教育体制が整っています。現場未経験の30代でも採用される可能性は高いといえます。

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30代薬剤師の転職を成功させるには

最後に、30代の薬剤師が転職を成功させるポイントを解説します。

薬剤師は30代でも比較的転職しやすいとはいえ、自分にとって良い職場を見つけるのは大変です。積極的なアプローチで、求人を厳選しましょう。

転職の目的をはっきりさせる

まず、自分が転職する理由を明確に定めておく必要があります。職場の何が不満なのか、仕事を変えて何を解決したいのかを考えると、ベストな転職のタイミングや理想の職場が見えてくるでしょう。

目的が定まると給料や人間関係といった転職先に求める条件が明らかになり、職場探しがスムーズに進みます。

今後のキャリアプランを立てる

30代以降は病院や企業から即戦力として求められる傾向にあるため、今後のキャリアプランを意識して転職を考えましょう。

長期スパンでどんな薬剤師を目指すかを考えることが大切です。それによって、転職の時期や転職先が変わってきます。

職場の雰囲気を確認しておく

職場の雰囲気や人間関係は、働きやすさに大きく影響します。可能であれば職場を見学して、入社前にしっかりと確認しておきましょう。

見学が難しい場合は、公式ホームページやSNSなどで実際の様子をチェックするのも良い方法です。スタッフ同士の会話や患者への対応などを見て、自分にとって相性が良いか見極めましょう。

転職エージェントのサポートを活用する

30代の転職を成功させたいなら、転職エージェントを活用するのが近道です。転職エージェントにはプロのコーディネーターが在籍しており、キャリアプランに合わせたサポートやアドバイスが受けられます。

薬剤師専門の転職エージェント「ヤクジョブ」なら、薬剤師に特化した求人情報が豊富にあるため、自分のキャリアプランに合う転職先が見つけられます。

担当のコーディネーターが希望に沿うような求人を紹介するので、仕事を続けながらでも無理なく転職活動を進めることが可能です。30代になってからの転職で悩んだら、「ヤクジョブ」へご相談ください。

まとめ

薬剤師の場合は30代でもニーズがあり、比較的転職がしやすいでしょう。ライフステージが変わりやすい30代の転職では、就業先を厳選する必要があります。自分にとって働きやすく、長く通える職場を選ぶことが大切です。

薬剤師に特化した転職エージェントも活用して、スムーズに転職を成功させましょう。

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