自民党厚生労働部会は4日、OTC類似薬77成分約1100品目を対象に特別料金を患者に求める「一部保険外療養」の創設を盛り込んだ健康保険法等改正案の法案審査を行い、了承した。今回も法案のベースである与党政務調査会長間の合意内容に異論が出たが、政府が示した原案に変更なく了承される形となった。今後、国会で審議入りし、来年3月1日の施行を予定する。
法案では、医療用医薬品の給付を受ける患者とOTC医薬品で対応している患者との公平性を確保すること、現役世代を中心とする保険料負担上昇を抑制するため、現行の保険外併用療養費制度に一部保険外療養を創設する。
OTC類似薬77成分約1100品目を対象に特別の料金として対象薬剤にかかる薬剤費の4分の1を患者に求める。77成分の主な対応症状は鼻炎、胃痛・胸焼け、便秘、解熱・痛み止め、かぜ症状全般、腰痛・肩こり、みずむし、口内炎、皮膚のかゆみ・乾燥肌などとした。
子供、癌患者、難病患者など配慮が必要な慢性疾患を抱えている人、低所得者、入院患者、医師が対象医薬品の長期使用等が医療上必要と考える人などに対する配慮も検討するとした。
2026.03.06
