ネオクリティケア製薬の破産手続き開始により、同社に製造委託していたバイエル薬品の「シプロキサン注200mg・400mg」が「製造・供給の継続が困難になる」ため在庫がなくなる12月頃に供給を停止すると、バイエル薬品は19日に医療関係者に伝えた。供給再開のメドは立っていないという。
また、T's製薬(旧武田テバ薬品)は19日、在庫消尽をもって、出荷停止すると伝えていた製品について在庫消尽見込み時期(カッコ内)を明らかにした。
▽アリナミンF25注、同F50注、同F100注(2026年1月)▽ビタシミン注射液100mg(26年3月)、同500mg(25年12月)▽メタボリン注射液50mg(26年2月)▽メタボリンG注射液10mg(26年2月)、同20mg(27年1月)
メタボリン、同Gの代替候補品を示し、変更の検討を呼びかけた。候補品は扶桑薬品の「チアミン塩化物塩酸塩注『フソー』」の10mg、20mg、50mg。
2025.9.24