薬剤師の転職面接でよく聞かれる質問と回答例|面接時のコツも紹介

薬剤師の転職面接でよく聞かれる質問と回答例|面接時のコツも紹介

薬剤師の転職面接でよく聞かれる質問と回答例|面接時のコツも紹介

薬剤師が転職活動をするにあたって、「面接では何を聞かれるのだろう」「どのように回答すれば良いのだろう」と不安に思う人もいるでしょう。

そこで今回は、薬剤師の転職面接でよく聞かれる質問とその回答例を紹介します。面接の際に気をつけたいポイントについても解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

薬剤師の転職面接で多い質問と回答例

ここでは、薬剤師の転職面接でよく聞かれる質問と、その回答例を紹介します。面接練習の参考にしてみてください。

転職のきっかけは何ですか?

薬剤師にかかわらず、中途採用の面接では転職のきっかけを質問されます。もし、転職の理由が人間関係や待遇に対する不満といったネガティブな理由であれば、ポジティブな印象を与えられる表現に言い換えましょう。

【回答例】
・在宅医療に興味があるのですが、今の職場では在宅医療に力を入れていないため、在宅医療の経験が積める職場へ転職を決めました。

・現在の職場には、自分の目標となる先輩薬剤師が少ないため、経験豊富な先輩方が大勢いらっしゃる職場に転職することに決めました。

あなたの長所や短所はどんなところですか?

自身の長所や短所を聞かれたら、簡潔に伝えましょう。まず、「私の長所(短所)は〇〇です」などと結論から伝え、具体的なエピソードを添えるとわかりやすくなります。

短所を伝える際は、その短所を補うためにはどのような努力をしているのか、あわせて答えると良い印象を与えられます。

【回答例】
・私の長所は、相手の立場に立って物事を捉えられることです。日々、業務をこなすなかで常に患者様の視点を大切に、臨機応変な対応を心掛けています。

・私の短所は、心配性なところです。日々の業務の中でも失敗をしていないかが気になってしまい、ひとつの作業に時間がかかってしまうこともあります。そのため、あらかじめチェックシートを作成しておき、業務の漏れがないか客観的に判断できるよう努めています。

なぜ薬剤師になったのですか?

薬剤師の面接では、「なぜ薬剤師を目指したのか」「薬剤師としてこの業態・職種で働き続けたい理由は何か」について質問されることが多くあります。一般的な回答をするよりも、自身がこれまで経験してきた体験談をもとに述べると説得力が増します。

【回答例】
子どもの頃に通院していた病院で、薬剤師の方がとても親切に対応してくれました。そのため、苦手な薬も飲むことができ、元気になれた経験があります。私自身も同じように患者様の役に立てる薬剤師になりたいと考えました。

薬剤師としてどんな実績やスキルがありますか?

薬剤師としての実績やスキルについても質問されるケースがあります。これまでの経験をもとに、どのような実績やスキルを積んできたのかを説明しましょう。

【回答例】
私はこれまで、〇〇病院で5年勤務してきました。調剤室だけではなく、病棟業務も経験してきたため、患者様はもちろん他職種とのコミュニケーション能力も身に付けられたと感じています。その後、薬局経営を学びたいと思い、△△調剤薬局に転職しました。そこで管理薬剤師として10年ほど勤務していました。

今後どんなキャリアを積みたいですか?

採用側は自身の病院や会社で求められている人材を雇う必要があるため、今後のキャリアプランについて求職者へ質問します。3年後、5年後など具体的な将来像を述べて、どのように会社に貢献していくかをアピールすることが大切です。

【回答例】
・私は3年後、複数の店舗を管理できる立場になりたいと考えており、多くの患者様に信頼される店舗を作っていきたいと思っています。

・私は5年後、後輩を育てる立場になりたいと思っています。そのためには、日々の業務の中でさまざまな技術を身に付けて、さらに知識を深めていかなければいけないと感じています。

薬剤師の転職面接で気をつけたいポイント

薬剤師の転職面接で気をつけたいポイントは、以下の4つです。それぞれのポイントについて詳しく解説します。

結論からわかりやすく説明する

面接で話すときは結論から述べて、その理由を順序立てて説明しましょう。結論を始めに伝えることで、「何を言いたいのか」がわかりやすくなります。

また、よく質問される話題にはスムーズに答えられるように、回答を用意しておくことも大事です。あらかじめ答えを用意しておけば、必要以上に緊張することなく、余裕をもって回答できるでしょう。

聞く姿勢や態度にも気をつける

面接に挑む際は、聞く姿勢や態度にも気をつけましょう。面接では受け答えに意識がいきがちですが、面接官の話を聞くときの姿勢や話す口調、態度にも十分気を配らなければいけません。

なぜなら、面接官は求職者のコミュニケーション能力を確認するために、話を聞いているときの姿勢や態度などもチェックしているからです。

面接官が話しているときはアイコンタクトを取ったり、うなずいたりして、しっかりと話を聞いていることをアピールしましょう。

逆質問では積極的に質問する

面接を受ける際、逆質問では積極的に質問するようにしましょう。逆質問は面接最後のアピールの場でもあるため、どのくらい働く意欲があるのかをアピールすることが大切です。

例えば、業務内容について深掘りした質問をすれば、入社後も薬剤師として成長する意欲を伝えられるでしょう。企業に貢献していきたい気持ちを表現することで、より良い印象を与えられます。

ただし、ホームページを見ればわかることや、すでに採用担当者が説明した内容を聞くことは避けるべきです。企業側の印象を悪くするため、面接結果にも影響を及ぼします。

社会人としてのマナーを守る

面接を受ける際は、社会人としてのマナーを守りましょう。例えば、以下のような点に注意しておくことが大切です。

・面接に相応しい服装・態度・言葉遣いを心掛ける
・面接当日は遅くとも10分前には到着するように家を出る
・やむを得ない理由で遅れる場合は、できるだけ早く企業に連絡する

社会人としてのマナーを守れない人は、面接でうまく受け答えできていても印象が悪くなります。そのため、面接が終わって帰路に就くまで油断しないことが大切です。

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薬剤師の転職面接の基本的な流れ

薬剤師の転職面接の基本的な流れは、以下のとおりです。

1.自己紹介・志望動機
2.経歴
3.質疑応答
4.求職者からの質問

転職面接の流れについて詳しく解説します。

1.自己紹介・志望動機

面接では、最初に自己紹介や志望動機を求められるのが一般的です。長くとも3分程度で収まるように、簡潔に話しましょう。「名前」「学歴」「薬剤師歴」などを順に述べた後、志望動機を伝えます。

このとき話す内容よりも表情を明るくしたり、姿勢を正したりすればハキハキとした印象を与えやすくなります。自己紹介と志望動機を話したら、最後に「本日はよろしくお願いします」と付け加えれば印象も良くなるでしょう。

2.経歴

自己紹介や志望動機の次は、詳しい経歴の説明が求められます。職務経歴書の内容に沿って具体的な数字を提示したり、業務内容を細かく説明したりして、自分のもっているスキルや強みをアピールすると良いでしょう。

なお、転職経験がある場合は、そのときの転職理由についても詳しく言及しておきます。

3.質疑応答

経歴を伝えたら、企業からの質問に答えていきます。何を聞かれても答えられるように質問を予想して、回答を用意しておくと良いでしょう。特に、先ほど紹介した頻出する質問に関しては、すぐ答えられるように準備しておくのがおすすめです。

4.求職者からの質問

質疑応答が終わったら、求職者からの逆質問を求められます。先述したとおり、逆質問は企業への最後のアピールでもあるため、企業に対して聞きたいことや確認しておきたいことを考えておきましょう。

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まとめ

薬剤師の転職面接を受ける際は、頻出する質問やその回答例をよく確認しておき、すぐに答えられるように準備しておくことが大切です。あらかじめ答えを用意しておくことで、余裕をもって面接に挑めます。

また、面接時は結論から話し始めたり、社会人としてのマナーを守ったりすることも重要です。今回紹介した面接の流れを参考に、しっかりと準備して本番に臨みましょう。

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