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08.04.04

【薬剤師関連ニュース】平均点は前回を上回る−プール問題「1万問」にメド
第2回CBTトライアル (薬事日報 2008年4月4日)

 薬学教育6年制に伴う共用試験の本格実施に向け、問題作成や実施方法などの検討が進められている。昨年11月から今年2月にかけて行われた第2回CBTトライアルでは、平均点が前回より4・6ポイント上がり59・9%になった。また、プール問題が4795問も得られ、2回のトライアルで7202問がプールされたことから、3回のトライアル終了時には「プール問題1万問」の目標達成にメドがついた。 
 
 これは、先に開かれた日本薬学会128年会で、薬学共用試験センターの試験統括委員長を務める山元弘氏(大阪大学薬学研究科)が、第2回CBTトライアル結果や次回トライアルのスケジュールとして紹介したもの。 


 2007年度の第2回CBTトライアルは、4年制の4年次学生が対象のAシリーズ(11月1〜12月15日実施)と、新設4年制大学の3年次を対象としたBシリーズ(1月28〜2月10日)に分け、全国61大学で行われた。 
 
 受験者数はAシリーズ7265人、Bシリーズ946人の合計8211人。出題数1万0959問という規模で実施された。 
 
 受験者数が少ないBシリーズを除外し、Aシリーズの受験者を対象に結果分析したところ、平均点は59・9%で、前回より4・6ポイント上がった。正答率「20%以下、90%以上」の試験問題については、本当にふさわしい問題かどうかを検証するため、再検討に回すことになっており、それらを除外すると平均点が2ポイント上がり、61・9%になる。 
 
 分野別にみると、物理系薬学、化学系薬学は平均を下回っており、山元氏は「意外と上がらなかったというのが正直な感想」と述べた。 
 
 今回のトライアルでは、受験者の能力の判定に適する問題かどうかを示す数値である項目識別力が0・3以上で、正答率「20%以上、90%未満」の良問とされる問題が4795問あった。前回のトライアルでプール問題となった2407問を合わせると、現時点で7202問のプール問題がストックされたことになる。山元氏は、3回目のトライアル終了時に、目標の1万問を超えることに期待感を示した。 
 
 第3回トライアルは、Aシリーズが11月1日から約1カ月半、Bシリーズが来年1月末から2月中旬にかけて行われる予定。1万人以上の規模で、問題数は1万問を計画している。 
 
 山元氏は、「次回は最終のトライアルであり、本格実施と同様の規模を目指す。国家試験の練習と思って真剣に取り組んでもらいたい」と関係者に前向きな対応を求めた。 
 


(薬事日報 2008年4月4日)


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