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08.03.12

【薬剤師関連ニュース】物流会社が製造業許可を取得−危険物医薬品の
保管を開始 日陸 (薬事日報 2008年3月12日)

 
 危険品物流会社の日陸(東京都千代田区)は、改正薬事法を受け、千葉物流センターの危険物倉庫で医薬品の製造業(包装・表示・保管)許可を取得し、アルコール製剤など、危険物に該当する医薬品の保管業務を開始した。危険物医薬品を保管できる営業倉庫として、製造業許可を取得したのは全国で初めて。 
 
 医薬品の倉庫保管は、多くの大手物流会社が手がけているが、日陸の強みは危険物に該当する医薬品を大量に保管できるスペースを持つこと。実際、千葉物流センターには、300m2の危険物医薬品倉庫を2室保有している。 
 
 これまで物流業者の営業倉庫には、製薬企業から管理薬剤師が出向する形で常駐し、医薬品の保管管理を行ってきた。しかし、改正薬事法により、物流業者も製造業者として医薬品の包装・表示・保管が可能になったことから、日陸は医薬品の製造業許可を取得。千葉物流センターの危険物医薬品倉庫に常駐する管理薬剤師を2人採用し、物流業者として、自社で危険物医薬品の保管管理業務をスタートさせた。 
 
 主に取り扱っている危険物医薬品は、殺菌・消毒用エタノール等のアルコール製剤。これまで物流業者がアルコール製剤を保管する場合、薬事法上は管理できないとされていた。 
 
 こうした中で薬事法が改正され、医薬品の製造業許可を取得した日陸には、医薬品を管理する他の物流業者から、危険物医薬品の保管依頼が増えているという。日陸が危険物医薬品を大量保管できるスペースを持つのに対し、他の物流業者では保管スペースが限られているためだ。 
 
 また、日陸は医薬品の製造業許可を取得したことで、危険物医薬品に対し、海外からの航空・海上輸送、国内での倉庫保管、配送までを一括して取り扱うことができるようになった。同社では「海外から医薬品を輸送する外資系製薬企業には、メリットがあるのではないか」としている。 
 
 さらに、危険物医薬品のみならず、一般医薬品も温度管理保管ができることから、危険物医薬品と一般医薬品まで、一括して配送できるメリットをアピールしている。  
 

(薬事日報 2008年3月12日)


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