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08.03.05

【薬剤師関連ニュース】JACDSが07年度Dgs実態調査−総売上高は5兆円
第8回JAPANドラッグストアショー (薬事日報 2008年3月5日)

【制度改正で更なる躍進期待】
 
 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は2月29日から3日間、千葉市の幕張メッセで「第8回JAPANドラッグストアショー」を開催し、業界関係者、一般消費者ら多数が詰めかけた。この中で、JACDSが実施した「2007年度全国ドラッグストア実態調査」の結果が発表されたが、全国の総店舗数は前年度調査に比べ370店舗増加の1万5384店舗、また売上高予測では6・2%増の4兆9674億円とするなど、他の流通業に比べて依然高い成長を続けていることが分かった。 


 
【見えてきた“10兆円産業】 
 
 JACDSでは、日本のドラッグストアの実態を把握する目的で毎年調査を行っており、今回が8回目となる。昨年10月から今年1月末にかけて、協会の正会員企業184社(180社が回答)のアンケートのほか、会員外企業427社を独自調査した。 
 
 調査開始以来、店舗数は毎年増加を続けており、07年度は1万5384店。また最も多い店舗規模は150〜300坪未満の店舗で、全体の36・2%を占めるなど、全体的に150坪以上の店舗が増加していることが示された。店舗の確認ができた全国のドラッグストア605社1万5384店舗の売上高予測は、前回に比べ6・2%増加の4兆9674億円としており、5兆円規模が目前となった。なお、売上高についても調査開始以来、増加傾向が続いている。 
 
 今回の調査を踏まえJACDSでは、ドラッグストア業界の将来予測として「医療制度改革や09年に施行される改正薬事法によって、24時間営業や調剤の取り込みへの準備期間に入ったともいえる」とし、セルフメディケーションの普及・定着によるOTCマーケットの拡大、面分業の受け皿としての対応拡大などを含め「12年にはドラッグストアは10兆円産業となることが予測できる。全国の店舗数も、今後5年間で約2倍の3万店舗以上が可能となる」としている。 
 
 今回のドラッグストアショーは、326社(1159小間)の出展企業がセルフメディケーション啓発・推進に向け、健康や美容関連の様々な商品・情報の提案を行った。この中でJACDSは、来年度に施行される改正薬事法の背景や概要、新時代の薬剤師のあり方や社会的機能などをパネルを用い、積極的にアピールしたのも今回の大きな特徴。 
 
 会見で松本南海雄会長は、「業界としては登録販売者制度の適切な運用、活用が不可欠だ。これにより地域で信頼を獲得する“かかりつけドラッグストア”となれば、スーパー、ホームセンター等との差別化も図れ、将来予測である10兆円産業も実現できる。同時に薬剤師の質の向上も、われわれに課せられた課題であると思う。ショーも含め、今後も国民へのPR、ドラッグストアの地位向上に努めていきたい」とした。 



(薬事日報 2008年3月5日)


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