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08.02.20

【薬剤師関連ニュース】“横浜”で初開催−「新しい潮流」睨み多彩な内容
日本薬学会第128年会 (薬事日報 2008年2月20日)

 日本薬学会第128年会(組織委員長:久保陽徳明治薬科大学学長)は、3月26〜28の3日間、「わが国独自の薬学研究と医療薬学の新しい潮流」をテーマに、パシフィコ横浜など新しい“横浜の顔”となっている、みなとみらい21地区で開催される。横浜開催は薬学会としては初めてであり、明治薬科大学が年会を担当するのも1902年の建学以来初めて。今年会では一般演題が過去最多の3771題、このうち口頭発表は865題と2割を超え、口頭発表の場がより多く確保されているのが特徴。さらに、学会広報委員会と共同で一般演題から抽出した「ハイライト展示コーナー」、スポンサードパネル展示など、新たな試みが予定されている。組織委員会は9000人を超す参加者を見込んでいる。 
 
 ポストゲノム時代を迎え、遺伝子機能の解明、疾患病態生理、さらには化学物理系関連領域の最近の急速な進歩とあいまって、わが国の薬学研究と医療薬学分野の研究は、従来にないスピードで進展している。組織委員会では、その状況を踏まえ、「薬」を総合的に科学する唯一の学術団体である薬学会第128年会のメインテーマを「わが国独自の薬学研究と医療薬学の新しい潮流」とした。 
 
 会場設定に当たって久保組織委員長は、「学会の規模を考えると大きな会場、イベントホールを活用しないと難しい状況になっている。交通アクセスの便も含め、会員のためにはパシフィコ横浜のような会議場は非常に便利だと思う」と話す。 
 
 特別講演やシンポジウムなどは、ほぼ例年並みに行う予定で、理事会企画シンポジウムなどを含め一般シンポジウムは45題、スポンサードシンポジウムが2題、院生シンポジウムは4題となった。 
 
 また、市民講演会については、従来から薬学会が前日に主催して開いているのに加え、会期中の27日には日本製薬工業協会の主催による講演会もある。 
 
 新たな試みとしては、スポンサードパネル展示が行われる。従来の製薬、薬科機器関係とは別に、行政機関や食品、化粧品など薬学関連企業および薬系ベンチャー企業などのパネル展示がポスター発表会場内に設定されている。 
 
 同じくポスター発表会場では、ハイライトポスター展示が初めて行われる。従来、学会広報委員会が主に報道機関向けに、一般演題から代表的・特徴的な発表を一部選択し、ハイライト集を作成してきたが、それをポスター展示場でも紹介するもの。 
 
 今回は165題程度の化学・生物・臨床系3領域につき「今年の話題」がそれぞれ1日掲示されることになる。これらの企画について久保氏は「機器展示・ポスター発表会場をゆったり取ってあるので、新しい試みというよりは余裕を持たせたということ」と語る。なお、会場内には要所要所に休憩スペースが配置され、会員相互の交流に配慮されている。 
 


(薬事日報 2008年2月20日)


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