薬剤師 業界ニュース 詳細
- 2010.01.29
【薬剤師関連ニュース】◆スイッチOTC候補リスト、第3次として29成分を公表◆日本OTC医薬品協会◆(薬事日報 2010年1月29日)
119成分選定で作業は一段落
日本OTC医薬品協会(三輪芳弘会長)は25日、スイッチOTC薬の第3次候補リスト29成分を公表した。三輪会長は、「OTC薬協のスイッチ候補成分は第1次リスト、第2次リストを加えると合計119成分となり、候補の検討は一段落した。今後は厚生労働省、日本医学会、日本薬学会の理解を得ながら、これらの候補成分を迅速にスイッチする方策について検討したい」とした。
2007年3月に厚労省が「スイッチ化スキーム」を公表し、医療用医薬品成分のOTC薬への活用を促進することとされた。これを踏まえ07年4月に、OTC薬協は第1次スイッチOTC薬候補リスト70成分を公表。08年10月には第2次リスト20成分を追加した。このうち、既にOTC薬としてスイッチされたもの、あるいは厚労省からスイッチ化スキームに基づく候補品目として公表されたものも出ている。
今回の29成分は、生活者の新たなニーズに応えることが可能で、原則として「再審査期間が終了」または「再評価結果が通知済み」の要件を満たし、医療現場で繁用されている成分から選定された。
これらの成分以外に、「各企業においてその安全性および有効性について吟味し、スイッチOTCの承認申請を行っているものもあるが、それを妨げるものではない」ともした。
さらに、スイッチ化申請の合理化について、引き続き関係者と意見交換すると共に、市販後安全性評価(PMS)の実施に関して、日本薬剤師会、日本チェーンドラッグストア協会の協力を得て、着実な実施を図るように努めていく。
29成分は次の通り。
▽ベポタスチンベシル酸塩(投与経路:内服)▽オロパタジン塩酸塩(内服)▽セチリジン塩酸塩(内服)▽レボカバスチン塩酸塩(点鼻)▽レボカバスチン塩酸塩(点眼)▽アシタザノラスト水和物(点眼)=薬効群はアレルギー性疾患治療剤
▽フルオロメトロン(点眼)=抗炎症点眼剤(副腎皮質ホルモン)
▽カンデサルタンシレキセチル(内服)▽ロサルタンカリウム(内服)▽バルサルタン(内服)=高血圧症治療剤(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)
▽アムロジピンベシル酸塩(内服)=同(Ca拮抗薬)
▽キナプリル塩酸塩(内服)▽トランドラプリル(内服)▽ペリンドプリルエルブミン(内服)=同(ACE阻害薬)
▽スマトリプタンコハク酸塩(内服)▽ゾルミトリプタン(内服)=片頭痛治療剤(5‐HT受容体作動薬)
▽シンバスタチン(内服)▽フルバスタチンナトリウム(内服)▽アトルバスタチンカルシウム水和物(内服)=高脂血症治療剤(HMG‐CoA還元酵素阻害薬)
▽コレスチミド(内服)=高コレステロール血症治療剤
▽ブデソニド(吸入)▽フルチカゾンプロピオン酸エステル(吸入)=喘息治療剤(副腎皮質ホルモン)
▽ポリカルボフィルカルシウム(内服)=過敏性腸症候群治療剤
▽モサプリドクエン酸塩水和物(内服)▽イトプリド塩酸塩(内服)=消化管運動促進剤
▽シルデナフィルクエン酸塩(内服)=勃起不全治療剤(PED‐5阻害薬)
▽メナテトレノン〈グラケーカプセル〉(内服)=骨粗鬆症治療剤
▽ベンズブロマロン(内服)▽アロプリノール(内服)[両成分とも再評価および再審査指定を受けていないが、医療機関で繁用されており、かつ日本薬局方収載成分であることからリストに採用]=痛風・高尿酸血症治療剤















