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  • 2010.02.08
    【薬剤師関連ニュース】◆病院・薬局長期実務実習、初年度は9500余人程度‐当初予想を下回る結果に◆(薬事日報 2010年2月8日)

 来年度から始まる初の病院・薬局長期実務実習に、9560人の薬学生が参加する見通しとなった。ただ、1月末までに終了した共用試験の本試験、続く2月以降の追再試験等による留年者も考えられ、最終人数は若干減少する可能性はある。ただ、実習学生の人数が当初予想より少なくなったことから、実習先は病院・薬局実習共に、在籍大学とほぼ同一地区内で確保された。実習初年度については、他地区をまたぐ割り振り、受け入れに関わる繁雑さは免れた形だ。薬学教育協議会が各学年の在籍者数および現状での地区ごとの割り振り状況をまとめた。 
 

 協議会によると、6年制の学生は、4年生が9560人、3年生1万1855人、2年生1万2570人、1年生1万2530人だった。ただし、入学時に6年制と4年制とを区別しない北里大学、大阪薬科大学については全数でカウントしている。従って、現時点での初年度の長期実務実習には、9560人程度が参加するものと推定される。 
 

 本紙の調査によると、2006年度入学者数は国公私立合わせて67校・定員1万2454人で、1万3337人が入学した。定員のうち6年制は1万1220人、4年制が1234人。入学者では、6年制が国公立は定員数、私立の一括入試2校は全数とすると1万2272人となり、少なくとも1万2200人程度が“6年制”として入学したものと推測される。 
 

 現時点の4年生が、入学時よりも少なくなっていることについては、入学後、様々な理由により学生数が絞り込まれてきたものと考えられる。 
 

 4年生を地区別に見ると、北海道は320人、東北517人、関東4002人、北陸362人、東海709人、近畿1900人、中四国943人、九州山口807人だった。 
 

 都道府県別では、やはりトップは東京都で919人と多く、全学生数の約1割を占めている。次いで神奈川県709人、大阪府700人、千葉県586人、埼玉県557人、兵庫県492人、愛知県468人、福岡県387人と続く。協議会によると、在籍者の出身地と大学設置地区との関係は、1年生から4年生まで通じ、ほぼ重なっているという。 
 

 薬局実習の割り振りについても、同様の傾向が見られる。例えば、北海道で想定される320人は、道内で第I期86人、第II期132人、第III期55人、第IV期47人が割り振られるなど、協議会では「ほとんどが同一地区内で集中して実施することができる状況にある」と見ている。 
 

 東北地区では宮城県を中心に第I期162人、第II期214人、第III期141人が割り振られ、薬科大学のない秋田県、山形県、岩手県での割り振りは少なめだ。関東地区では一部、山梨県や長野県で行われるが、1都3県に集中している。東京都では第III期までに1437人余、同様に神奈川県では714人、千葉県675人、埼玉県550人が行われる予定だ。 
 

 近畿地区でもほぼ同一地区に集中し,大阪府で699人、兵庫県583人、京都府239人、このほか中四国地区で若干名の実習実施が予定されている。また九州山口地区では、多くは第II期までに終える予定で、福岡県309人を中心に,長崎県、熊本県などが比較的多くの実習生を受け入れる予定だ。 
 

 病院実習についてもほぼ薬局実習と同様の傾向にある。 
 

 

薬事日報


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