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  • 2010.01.06
    営業日記~仕事が楽しいと思える環境~

先日、薬局経営をしている社長(以下N社長)と話をする機会があり、
お話の中で「まるで学校のようですね」と言うような印象を受けました。
 
N社長は、社員さんには毎年本を5冊は読ませます、とおっしゃるのです。

もちろん、小説などの「読書」を推奨している訳ではありません。
薬を始めとした医療に関わる専門書やハンドブックの類の本を読むのです。
「普通だったら、5年に1冊くらいのペースじゃないでしょうか?」とのこと。
皆様はいかがでしょうか。
 
では、なぜ読むのか…。
社長自ら宿題(課題)を出し、社員に解かせる。
新しい知識だったり難しい問題なので、薬剤師さんといえども本を読まないと
回答ができない課題もあるとのことです。
しかも、社長からは強制は一度もしたことはなく、社員全員が回答して
社長の元に課題用紙を持ってくるそうです。
課題を出されると、「またですか社長」なんて言うようですが、
前向きに課題に取り組み回答を提出してくるとのことです。
 
Aさん「あの課題分かった?私の持っている本じゃ分かんなかったけど…」
Bさん「実は、私が持ってるこっちの本に書いてあったよ…」
Aさん「本当?じゃあ、明日貸してくれないかしら?」
こんな会話が繰り広げられているのでしょう。
 
同じ課題へ取り組む連帯感が、コミュニケーションの方向性を生みます。
社員同士の一体感がより強くなり、ひいては、仕事へ良い影響が出てきます。
 
N社長の目的は「薬剤師のボトムアップ」。
調剤のスキルだけではなく、サービスやマナーを身につけ、そのスキルが活かせる
薬剤師さんを育てたいと願っておられました。
 
薬剤師としてのスキルがあがれば、現場レベルではどうなるでしょうか…。
「もっと良い仕事を提供したくなる」と、そんな欲が出てくるんです。
良欲、と言うべきでしょう。
スキルに自信がつくと、今度は患者様に対しての視点が変わってきます。
胸を張って「私はこのレベルの仕事が出来る」と言えるようになると、
そのレベルを活かせるサービスを身に付けたくなる。
だからN社長は、社外研修へも積極的に参加させるとも仰っていました。
 
「みなさん、楽しくお仕事されてるんじゃないでしょうか?」
「どうでしょうね。まあ患者さんには不満を言われたことはないですね」
私の問いかけに、N社長は照れ笑いしながら、少し自慢げに話されていました。
楽しみながらスキルアップが出来、患者さんに良質なサービスが提供できる。
良い環境ですよね。

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